「英語を読むのはそこそこできるのに、耳で聴くと全然わからない…」
「単語は知っているのに、音声だと知らない単語に聞こえる…」
このような悩みを抱えている方も多いでしょう。
これまで、何百人・何千人もの受講生や英語学習者から相談を受ける中で、「どうしてもリスニングが伸びない」という声を数えきれないほど聞いてきました。
結論、リスニング力が伸びなかったのは、才能の問題ではありません。多くの場合、学ぶ順番とトレーニングのやり方が合っていなかっただけです。
これまでの記事やセミナーでは伝え切れなかった「体系」を、きちんと形として残したい。
そんな思いから、今回、英語リスニングに関する書籍を出版することになりました。

| 書名 | 1か月でひとりでに英語が聴ける耳になるすごい方法 ―第二言語習得理論にもとづき、誰でも成果を実感できる史上最強「英語耳」のつくりかた! |
| 著者 | 藤永 丈司、田邉 竜彦 |
| 発売日 | 2026年3月17日 (Amazonでは3月2日から先行発売) |
| 出版社 | 自由国民社 |

「今までなぜ聴けなかったのか」「どうすれば聴けるようになるのか」を、わかりやすく解説しています!
【特徴】本書が選ばれる5つのポイント
ここでは、本書のおもな特徴を5つ紹介します。
特徴① 英語のリスニングに特化
本書は英語のリスニング力に特化した1冊です。
日本語でも「聴き取りはできないが、話すことはできる」という人がいないように、英語もまず 「聴く力」 を身につけることが欠かせません。
リスニング力がつけば、洋画や海外ドラマを字幕なしで観られたり、スポーツ選手や著名人のインタビューをそのまま理解できたりします。
英会話を楽しむためにも、まずは相手の言葉を聴き取れることが大切です。

聴けるようになれば、会話のキャッチボールが自然に進み、コミュニケーション全体がぐっとスムーズになりますよ。
特徴②「第二言語習得理論」基づく科学的メソッド
本書の最大の特徴は、英語リスニングを伸ばすための考え方やトレーニングが、「第二言語習得理論」にもとづいて組み立てられているという点です。
第二言語習得理論とは、人が外国語を「どのような順番で」「どのように」身につけていくのかを研究する学問のこと。
多くの学習者に共通するプロセスをベースにしているため、やり方をなぞることで、同じような変化を実感しやすいのが特徴です。
英語リスニングが伸びない人の多くは、努力が足りないのではなく、最適な「学び方の順番」を知らないまま学習を続けてしまっているケースがほとんどです。
- 音を聞き分ける準備ができていない段階で、シャドーイングを始める
- 聞き取れない原因が分からないまま、同じ練習を繰り返す
こような学習法では、一生懸命取り組んでいても、なかなか手応えを感じられないでしょう。
本書では、「英語が聴けるようになるまでのプロセス」を細かく分解し、今のあなたに必要なトレーニングを、30日間のステップとして整理しています。

リスニング力アップに必要なトレーニングを、効率的な順番で進められるようになっています!
特徴③ TOEIC® L&R Test 990点(満点)講師2名による最強タッグ
本書を作成したのは、TOEIC® Listening & Reading Test を初受験で990点(満点)を取得した藤永丈司と、70回以上の受験を重ねて満点を獲得したトイグルEnglish代表・田邉竜彦。
タイプの異なる2人の講師がタッグを組みました。
いずれも日本生まれ・日本育ちです。
子どもの頃から英語が得意だったわけではなく、大人になってから英語をやり直しました。

こうした経験があるからこそ、学習者に寄り添った、説得力のあるトレーニングを提供できます。
特徴④「なぜこの練習をするのか」がわかるから挫折しない
英語学習で挫折してしまう理由の1つとして、「今やっている練習が、何につながっているのか分からない」ことがあげられます。
本書では、そうした不安をできるだけ減らすために、各トレーニングの冒頭で「目的」を明確にしています。
たとえば、Day1のイントロダクションでは、次のように記されています。
母音の発音が違うだけで、まったく別の単語になってしまうことがあります。
・I have to leave now.(もう行かなくちゃ)
・I have to live now.(今を生きなくちゃ)…(中略)…
聴き分けができないと、単語を勘違いしてしまい、会話の内容そのものを取り違えてしまう可能性があるのです。今回は、学習者がつまずきやすい母音のペアのうち、基本となる「イ」と「ウ」のペアに絞って、音の違いに耳を慣らす練習をしていきます。
このように、それぞれのトレーニングが「どんな力を伸ばすためのものか」という目的を、一つひとつ理解しながら進められる構成になっています。

何のためにやっているのか分からないと迷うことが少なく、納得感を持ったまま学習を続けられますよ!
特徴⑤最後まで続けられる 「30日間」 のステップ学習
英語学習を続けたい気持ちはあっても、仕事や家事、日々の予定に追われる中で、まとまった学習時間を確保するのは簡単ではありません。
本書は、そうした現実を前提に、無理のない学習量・ペースで取り組める構成になっています。
たとえば、Day1のトレーニングの流れは以下のとおりです。
- 聴き分けチャレンジ!2つの母音ペア(解説)
- エクササイズ1(10問)音声を聞いて A / B を選ぶ
- エクササイズ2(16問)音声を聞いて流れた単語を選ぶ
このように、「今日は何をするのか」「どこまで進めばよいのか」が最初から明確なため、学習に取りかかるハードルが下がります。

1日の学習は、ポイントを絞った解説と必要な練習だけに集中できる内容です!
【目次】30日間のロードマップ
英語が聴けるようになるまでに必要な学びを、30日間のロードマップとして示しています。
第1部:第二言語習得理論が解き明かす「聴ける・わかる耳」のメカニズム
感覚や根性論ではなく、英語が聴けるようになる仕組みを、やさしく整理するところから始めます。
- 1.1. 英語学習を “科学” する第二言語習得理論とは!?
- 1.2. なぜ日本人は英語のリスニングが苦手なのか?
- 1.3. 英語リスニング力を伸ばす “2つの鍵”
第2部:実践!サバイバルイングリッシュ30日メソッド
英語リスニング力を伸ばすためのトレーニングを、30日間(4週間)のステップに分けて実践していきます。
Week1:耳を英語モードにチューニング! ー ボトムアップリスニング基礎編
母音・子音を聴き分けて、英語の音を正確にキャッチできる耳を作ります。
- Day0: 準備編
- Day1: 母音 –「イ」と「ウ」の違いを区別しよう
- Day2: 母音 –「ア」「オ」「エ」の違いを聴き分けよう
- Day3: 母音 – 二重母音の滑らかな音の変化に耳を慣らそう
- Day4: 子音 –「フ」と「ヴ」など混同しやすい音を聴き分けよう
- Day5: 子音 –「ス」と「ズ」などの音を聴き分けよう
- Day6: 子音 – 日本人が苦手な R と L などを聴き分けよう
- Day7: 母音と子音の総復習 – 正しい聴き分けで「音の地図」を完成させよう
Week2:つながる音や消える音を攻略! – ボトムアップリスニング応用編
リンキングや脱落、弱形などの音声変化を理解し、「聞こえない原因」を1つずつ解消します。
- Day8: リンキング–「子音 + 母音」のつながり
- Day9: リンキング–「母音 + 母音」のつながり
- Day10: 脱落– 消える音をキャッチするトレーニング
- Day11: 弱形– 機能語の弱い音を聴き取る
- Day12: 短縮– be動詞や助動詞の変化に対応する
- Day13: 黙字の罠 – 発音されない文字への意識を高める
- Day14: 音声変化の総復習 – リンキング・脱落・弱形・短縮・黙字をまとめて練習
Week3:キーワードから意味を推測する! – トップダウンリスニング基礎編
会話やアナウンスから、すべてを聞き取ろうとするのではなく、大事な情報をつかむ力を養います。
- Day15: 日常会話で重要な単語を聴き取る練習
- Day16: スーパー・カフェ・郵便局
- Day17: 空港や機内のアナウンス
- Day18: 観光やツアーでよく使われる案内・指示
- Day19: 電話やオンライン通話などで相手の話
- Day20: 時間や電話番号などの数字
- Day21: 様々な場面のリスニング力を総合的に上げる
Week4:聴いた英語を理解につなげる! – トップダウンリスニング応用編
乗り物・ホテル・飲食店・買い物など、旅行や日常でよくあるシーンを想定した総合練習です。
- Day22: 家族とのやり取り・お願い・返事の総合リスニング
- Day23:「乗り物」– 電車・バス・タクシー
- Day24:「ホテル」– チェックイン・部屋のトラブル・チェックアウト等
- Day25:「飲食店」– 注文・食事中のやり取り・会計時
- Day26:「買い物」– 商品を探す・試着する・支払い等
- Day27:「道に迷った時」– 道順を教えてもらう時
- Day28:「病院・薬局」– 受付・診察・薬の受け取り時
- Day29: 「エンターテインメント」– コンサート・スポーツ観戦等
- Day30: 総復習 – あらゆる場面を乗り切る「サバイバルイングリッシュ」の総仕上げ
第3部:私たちからあなたへ – 英語学習を「楽しく」「長く」続けるためのヒント集
30日間のトレーニングを終えたあと、「これからどう英語学習を続けていけばいいのか」に迷わないためのパートです。
- うまくいかない日との向き合い方
- 完璧を目指しすぎない学習の考え方
英語学習を長く続けるためのヒントを、著者2人がそれぞれの立場からメッセージとしてまとめています。
30日後、あなたができるようになること
本書で紹介しているトレーニングを30日間続けることで、英語リスニングに対する「聴き方」そのものが少しずつ変わっていきます。
いきなり、ネイティブの英語がすべて完璧に聞き取れるようになるわけではありません。しかし、「何を言っているのか、まったく分からない状態」からは抜け出せるはずです。
たとえば、次のような変化を感じられるようになります。
- 英語の音を「意味のある音」として捉えられる
- 重要なキーワードに自然と意識が向く
- 聴き取れなかった部分があっても前後の情報から内容を推測できる
こうした「聴き方の変化」が積み重なり、次のような場面でも戸惑いにくくなっていきます。
- 海外旅行先で現地の人のシンプルな英語が聞き取りやすくなる
- 外国人観光客からの質問の内容をおおよそ理解できる
- 海外ドラマや映画を見た時、字幕なしでも内容の大筋がつかめる
- 海外アーティストのコンサートで、MCの言葉が自然と耳に入ってくる
これらは、「特別な才能がある人」だけの話ではありません。
英語が聴けるようになるために必要な力を、正しい順番で積み上げた結果として起こる変化です。

本書での30日間は、英語を「分からないもの」から「使えるもの」へと変えていくための、第一歩となります!
こんな方におすすめ
本書は、次のような方に、特におすすめです。
- 英語は読めるのに、リスニングになると分からなくなる方
- シャドーイングやディクテーションを続けても、手応えを感じられなかった方
- 海外旅行や日常会話で、話の大枠をつかみたい方
- 「なぜ聴けないのか」「何が足りないのか」を理解したい方
- 英語学習をやり直したい、大人の学習者の方
本書が目指しているのは、英語をすべてを完璧に聞き取ることではなく、「必要な情報を把握し、状況を理解できる状態」です。
そのため次のような方には、少し物足りなく感じるかもしれません。
- ネイティブ並みの完璧な聞き取りを、短期間で身につけたい方
- とにかく量をこなす学習法が合っている方
一方で、「遠回りせず、納得しながらリスニング力を伸ばしたい」と考えている方には、きっと役立つ内容になっています。

英語リスニングに対する苦手意識を減らし、「これなら続けられそう」と思えるきっかけを探している方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
\英語がスッと耳に入る感覚を体験/