英語参考書おすすめ5選!英語のやり直しに使える初心者向け教材

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英語学習をやり直すにあたって、どの参考書を買うべきか悩むことは多い。

そこでトイグルでは、英語参考書の選び方とおすすめの教材を5冊紹介したい。大人の学習者向けに選んだため、英語のやり直しに役立つはずだ。

*英語の参考書はジャンル別に選ぶ

現在、英語の参考書は様々なジャンルの本が出版されている。英語教師の作る硬派な教材から、芸能人や実務家の書く「やり直し英語術」まで、大型書店に行けば数百冊の書籍を目にする。

膨大な本の中から自分に合った教材を選ぶポイントは、ジャンルを絞ることにある。市販の参考書は大きく分けて、次の10のジャンルがある(受験参考書は除く)。

  1. リスニングの参考書
  2. リーディングの参考書
  3. ライティングの参考書
  4. スピーキング(英会話)の参考書
  5. 英単語の参考書
  6. 英文法の参考書
  7. 発音の参考書
  8. トラベル英語
  9. テレビ・ラジオ講座用教材
  10. TOEICなどの資格試験用教材

参考書を選ぶ時は、これらのジャンルの中から目的に合ったものを選べば良い。

例えば、あなたがビジネスシーンで英語を使うなら、単語帳と文法書で英語の基礎を学びつつ、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングと個別の能力を発展させていくのが理想だ。

あるいは、あなたが海外への短期留学を目標とするなら、英会話、英単語、発音などが主な学習分野になるだろう。

もちろん、英語学習の動機がはじめから明確になっているとは限らないから、色々な教材を使って勉強をしながら、学習内容を徐々に絞っていくのも良い。

どちらにせよ、大切なのは目的を持って教材を選ぶことである。派手なタイトルやキャッチーな帯に惑わされないようにしたい。

「それでも、本がありすぎてどれを選んでいいかわからない!」と思う方もいるだろう。そこで、筆者が「これを選んでおけば外さない」と思う5冊を紹介したい。参考なるはずだ。

単語: キクタン【中学英単語】高校入試レベル

[音声DL付] 改訂版 キクタン【中学英単語】 高校入試レベル

『キクタン』は英語学習に必要な単語が一覧になっている「単語帳」の一つ。

本書は「中学英単語」のタイトルにもあるように、中学1年生レベル、中学2年生レベル、中学3年生レベルの3段階で英単語を学べる。

例えば、中学1年生レベルの英単語はhave(持っている)、sing(歌う)、vacation(休暇)など、基礎的な語彙が中心になっている。

ネイティブスピーカーの発音によるCDも付属しているため、単語を目と耳の両方から学べる。英語をやり直す方は、まずは本書からはじめてみよう。

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音読: 英会話・ぜったい音読 入門編

英会話・ぜったい・音読 【入門編】—英語の基礎回路を作る本

日本語と英語は異なる文字を使う言語である。日本語はひらがな・カタカナ・漢字の三種類に対し、英語はアルファベット(ローマ字)を主に使用する。

英語をやり直す場合、アルファベット(ローマ字)から学習をすると良い。とりわけ、音読は文字の認識能力を高める効果があるから、英語初心者の方におすすめだ。

本書は英語初心者向けの音読の教材。やさしい英文を使って音読の練習ができる。本書を使って英語への抵抗感をなくそう。

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リスニング: 聞いて書きとる英語リスニング300問

CD付 聞いて書きとる英語リスニング300問

リスニング(聞き取り)に苦手意識を持つ人は多い。英語の音声を聞いても何を言っているのかわからず、雰囲気しか理解できなかった…の経験のある方もいるだろう。

リスニング上達のコツは様々だが、英語をやり直すに当たっては、まずはゆっくりとした音声を使って聞き取りの感覚を掴むことにある。上達に従って徐々に長い文に進めていくと良い。

本書は初心者向けのリスニング教材。音の結合など英語特有の構造を学んだ後、書き取り問題を通じてリスニングを学習できる。リスニングのやり直しにおすすめ。

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リーディング: 究極の英語リーディング vol1

[音声DL付]究極の英語リーディングVol. 1 究極の英語リーディングシリーズ

リーディングとは英語の読解能力を指す。

読解と聞くと私たちは受験英語の「長文読解」を思い出すが、英語の文章とは必ずしも長文とは限らない。

英語を実際に使う時は、レストランのメニューなどの短文、あるいはWebサイトのような中程度の長さの文など、短い文を読む機会も多い。流暢なリーディング力を身につけることは、英語を学ぶ上で必須のスキルとなる。

本書は初心者向けに作られたリーディング問題集。やさしい英文で読解の基礎を作れる。先に紹介した単語帳や音読教材で英語に慣れたら、本書を使って練習してみよう。英語力の向上が実感できるはずだ。

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文法: マーフィーのケンブリッジ英文法 初級編

マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)第3版 (Basic Grammar in Use)

『マーフィーのケンブリッジ英文法 初級編』は、レイモンド・マーフィー氏による文法問題集。シリーズ累計で3,200万部を売り上げたという、世界的ベストセラーの一つである。

本書はam/is/are(be動詞)からはじまり、現在形・過去形・受動態・助動詞・代名詞・接続詞といった英文法の基礎が一冊で学べる作りになっている。

本書の優れているのは英文法を解いて学べる点にある。一般の文法書は英文法の「解説」が多いが、本書は空所補充や並び替えを通じて、英文法を「使って」学習できる。

これまで紹介した4冊よりもボリュームがあるが、本書を使えば文法の基礎が十分理解できる。英語に本気で取り組む方はぜひとも持っておきたい。

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まとめ: 複数の教材を組み合わせて成果を出す

この記事では、英語をやり直す大人の方におすすめの教材を5つ紹介してきた。

内容をまとめると次のようになる。

  1. 単語: キクタン【中学英単語】 高校入試レベル
  2. 音読: 英会話・ぜったい・音読 【入門編】
  3. リスニング: 聞いて書きとる英語リスニング300問
  4. リーディング: 究極の英語リーディング
  5. 文法: マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)第3版

一般に、英語教材は1冊の本を繰り返し使うと良いと言われる。たしかに、解き終わってから放置するより、2度・3度と繰り返し使ったほうが効果は出るだろう。

ただ、英語学習に慣れていない段階で、不慣れな教材を何度も使うのは「苦行」に近い。英語は続かなければ意味がないから、教材を使い終わったら別の教材を買うことで、「達成感」を味わうのも一つのやり方ではないだろうか。

どちらにせよ、英語教材はジャンル別に販売されているから、成果を出すには複数冊を組み合わせて学習するのが効果的だ。迷ったらこの記事で紹介した5冊を使ってみてほしい。英語力向上が実感できるはずだ。

Good luck!

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