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英語のmostの使い方!3通りの用法を例文で詳しく説明

most

英語のmostは「もっとも」や「最大の」などの意味で使われる単語である。

英語を学習しているあなたは、次のような疑問を持っていないだろうか?

  • 最上級でmostが出てくるけれど、これにはどんな意味がある…?
  • mostを単体で使うのはどんな時…?
  • mostを使った慣用表現の意味を知りたい…

そこでトイグルでは、mostについて詳細を解説していく。学習に参考になるはずだ。

*目次

1. mostには3通りの使い方がある

mostの意味をひとことで言えば、「量や程度が最も高い」ことをあらわす際に使う単語である。

この意味を中心に、代名詞用法形容詞用法副詞用法の3通りの使い方がある。

代名詞用法大多数
形容詞用法たいていの
副詞用法もっとも

例を見てみよう。

  • (1) Most of the staff are really great. (スタッフの大多数がとても素晴らしい)
  • (2) Most restaurants offer free Wi-Fi. (たいていの飲食店は無料Wi-Fiを提供している)
  • (3) It is one of the most frequently asked questions. (それはもっともよく聞かれる質問の1つです)

(1)はmostが代名詞用法で使われている例である。代名詞用法と判断できるのは、Most of the staff are…と、mostが文の主語になっていることによる。

(2)はmostが形容詞用法で使われている例である。形容詞用法と判断できるのは、Most restaurants…と、mostが名詞restaurantsを修飾しているからである。

(3)はmostが副詞用法で使われている例である。副詞用法と判断できるのは、mostが副詞frequentlyを修飾しているからである。

このように、mostとひとことで言っても、使われる位置によって品詞の判断が異なる。英文を読んだり書いたりする際は、こうした違いに注意しよう。

以下、mostのさらに詳しい使い方を見ていく。

2. mostの代名詞用法

mostの代名詞用法について説明していく。

2-1. most of A (大多数)

  • (4) Most of the workers are friendly. (作業員の大多数は友好的です)
  • (5) Most of the information is available on the website. (情報の大部分はウェブサイトで見られます)
  • (6) Most of Japan gets very hot in summer. (日本の大部分は夏にとても暑くなる)

most of Aは「Aの大多数(大部分)」の意味である。

(4)は「most of 可算名詞の複数形」、(5)は「most of 不可算名詞」の例である。

(6)のように「most of 固有名詞」の形で使われることがある。固有名詞は地名のほか、人名も可能である。

主語と動詞の一致
most of Aが主語の場合、動詞はAの名詞に一致する。

2-2. the most (もっとも多い量)

  • (7) That is the most we can do. (それが私たちのできる精一杯のことです)

the mostは「もっとも多い数(量)」の意味である。

2-3. most (<先行文脈の>大多数)

  • (8) A few people were killed in the fire, but most were saved. (何人かの人が火災で亡くなった, しかしほとんどの人が救出された)

(英語基本 形容詞・副詞辞典)

mostは先行の文脈に出た人・物・事などを指して、「大多数(大部分)」の意味でも使われる。

この意味のmostは通例、無冠詞である。また、複数扱いとなる。

3. mostの形容詞用法

mostの形容詞用法について説明していく。

3-1. most A (たいていの)

  • (9) Most Japanese people have black hair. (たいていの日本人は黒髪です)
  • (10) Most information is available online. (たいていの情報はオンラインで見られる)

most Aは「たいていの」の意味で使われる。直後に可算名詞の複数形、あるいは不可算名詞をとる。

(9)は可算名詞の複数形、(10)は不可算名詞と共に用いられている例である。

theの有無
形容詞用法のmostが「たいていの」の意味で使われる場合、通例、theをとらない。

3-2. the most A (最大の)

  • (11) Melissa received the most votes from readers. (メリッサは読者から最多の票を得た)
  • (12) He made the most money. (一番稼いだのは彼だ)
  • (13) This is the most cake I have ever eaten. (私は今までにこんなに多くのステーキを食べたことがない)

the most Aは「最大の」の意味で使われる。この場合、mostはmanyの最上級、あるいはmuchの最上級のいずれかの意味を持つ。

(11)はmostがmanyの最上級として使われている例である。manyは可算名詞を修飾するので、この場合も、直後に可算名詞の複数形を取っている。

(12)はmostがmuchの比較級として使われている例である。muchは不可算名詞を修飾するので、この場合も、直後に不可算名詞を取っている。

(13)のようにthe most Aの直後に関係詞節を伴うことで、その対象をあらわすことがある。

theの省略
形容詞用法のmostが「最大の」の意味で使われる場合、原則的にはtheを用いる。一方、場合によって省略されることもある。

4. mostの副詞用法

mostの副詞用法について説明していく。

4-1. most A (もっとも)

  • (14) English is one of the most important subject. (英語は最も重要な教科の1つです)
  • (15) That was the most interesting job. (それが一番面白い仕事だった)
  • (16) This is the most understood subject in nutrition. (これは栄養学でもっとも理解されている科目です)
  • (17) This risk is (the) most likely to occur. (このリスクがもっとも起こりそうです)
  • (18) We’ve studied this problem most diligently. (我々はこの問題をもっとも熱心に研究してきた)

most Aは「もっとも」の意味で使われる。

(14)は「most+形容詞」、(15)は「most+現在分詞」、(16)は「most+過去分詞」の例である。これら限定用法では、通例、theをつける。

(17)は叙述用法の形容詞にmostが使われている例である。この場合、theは省略が可能。

(18)は「most+副詞」の例である。mostが副詞を修飾する場合、通例、theをつけない。

同一人物の比較の場合
限定用法でも同一人物の比較の場合、通例、theは用いない。

注: likelyは語尾に-lyがついているが形容詞である。

4-2. most A (非常に)

  • (19) We would be most happy to talk to you. (あなたとお話できて大変に光栄です)
  • (20) I’ll tell you a most surprising thing. (とても驚くべきことをお話しましょう)

mostは「とても(= very)」の意味で用いられることがある。この場合のmostは最上級ではなく、mostに続く形容詞の意味を強める働きで用いられる。

(19)のmost happyは「とても光栄」、(20)はa most surprising thingは「とても驚くべきこと」の意味である。

絶対最上級にtheはつかない
「とても」の意味のmostは絶対最上級と呼ばれる。絶対最上級は強意表現の一種なので、厳密な意味での最上級ではない。したがって、定冠詞のtheは必ずしも必要ではない。
絶対最上級
絶対最上級の詳細は別記事で解説しているので、より詳しく知りたい方はご覧いただきたい。
英語の絶対最上級の使い方!例文でわかりやすく解説

4-3. S V (O) most

  • (21) What matters most is quality of life. (もっとも重要なのは生活の質です)

S V (O) mostは「もっとも」や「一番」の意味で使われる。

この構文のmostは動詞を修飾するので、通例、文尾の位置に用いられる。

theの有無
S V (O) mostは動詞修飾なので、通例、theは用いられない。

注: (18)はmostが副詞diligentlyを修飾しているので、most Aの構文である。一方、(21)はmostが動詞matterを修飾しているので、S V (O) mostの構文と考えられる。

5. mostを使った慣用表現

mostを使った慣用表現を紹介したい。

5-1. at most

  • (22) The river is at most 40 feet wide. (川の幅はせいぜい40フィートです)
  • (23) There were 10 people at the class, at the very most. (クラスには多くても10人しかいなかった)
  • (24) At most the drug may be effective as a painkiller. (その薬はせいぜい一時しのぎの痛み止めの効果にすぎない)

(24: 英語基本 形容詞・副詞辞典)

at mostは「せいぜい」や「多くても」の意味の慣用表現である。

(22)では川の幅が「せいぜい(at most)」40フィートだと述べている。at the mostとtheをつけることも可能。この場合、数字の正確さが強調される。

(23)のようにveryをつけることもできる。at mostは否定的なニュアンスがあるので、話し手は事態を「思ったより少ない」と感じている。

(24)のように形容詞や動詞を修飾する用法もある。

5-2. for the most part

  • (25) I agree with him for the most part. (大部分で彼に同意します)
  • (26) The scholarships are for the most part competitive. (奨学金はたいてい競争率が高い)

for the most partは「大部分は」や「たいてい」の意味の慣用表現である。

(25)は「大部分は(mostly)」、(26)は「たいてい(usually)」の意味で使われている。

5-3. get the most out of A

  • (27) I got the most out of that experience. (あの経験を最大限に活用した)

get the most out of Aは「Aを最大限に活用する」の意味の慣用表現である。

次に紹介するmake the most of Aと同義と言われる。

5-4. make the most of A

  • (28) Happiness is the ability to make the most of what you have. (幸福とはあなたの持っているものを最大限に活用する能力です)
  • (29) The ambassador made the most of the state guest. (大使は国賓を丁重に遇した)

(28: Collins Cobuild Advanced Learner’s Dictionary, 29: ランダムハウス英和辞典)

make the most of Aは「Aを最大限に活用する」の意味の慣用表現である。

(29)のように「Aをとても大切にする」の意味でも使われる。

5-5. most of all

  • (30) Our customers demand quality and reliability most of all. (顧客は品質と信頼性を何よりも求める)

(OALD10)

most of allは「何よりも」の意味の慣用表現である。

まとめ: mostを正しく使う

この記事では、英語のmostについて詳細を解説してきた。

内容をまとめると次のようになる:

  1. mostには代名詞用法, 形容詞用法, 副詞用法の3つがある
  2. 代名詞用法はmost of Aやthe mostなどの形がある
  3. 形容詞用法はmost Aやthe most Aなどの形がある
  4. 副詞用法は語修飾と動詞修飾がある
  5. mostを使った慣用表現もある

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