外資系企業や海外チームで働いていると、上司への報告を英語でしなければならない場面が必ず出てきます。
「どう切り出せばいいのかわからない」「不自然な言い方になっていないか不安」と感じて、報告そのものをためらってしまう人も多いでしょう。
しかし、上司への報告で使う表現は、場面ごとにほぼパターンが決まっています。
定番のフレーズさえおさえておけば、進捗・完了・トラブルのどの報告でも、落ち着いて伝えられるようになります。
この記事では、上司への報告で使える定番フレーズと会話例を、口頭編とチャット編に分けて紹介します。
対面やオンライン会議ではもちろん、Slack、Teamsでもそのまま使える例文なので、ぜひ活用してください。
【口頭編】上司への報告で使える基本フレーズと会話例
まずは、対面やオンライン会議で、上司に口頭で報告する時に使えるフレーズを紹介します。
1. 進捗を報告する
作業の途中経過を伝える時は、”on track”(順調に進んでいる)という表現が便利です。
\会話の例/
.png)
The project is on track. We’re about 70% done.
(プロジェクトは順調です。約70%完了しています。)

Great. When do you think you can finish?
(いいね。いつ頃終わりそう?)
.png)
I should be done by Friday.
(金曜日までには終わる見込みです。)
\音声を聞く/
進捗を割合で伝えると、上司が状況をイメージしやすくなります。”We’re halfway through.”(半分ほど進んでいます。)という言い方も便利です。
2. 完了を報告する
作業が終わったことを伝える時は、”I’ve finished 〜”(〜が終わりました)を使いましょう。
\会話の例/
.png)
I’ve finished the sales report.
(売上レポートが完成しました。)

Thanks. Could you send it to me?
(ありがとう。送ってもらえる?)
.png)
Sure, I’ll send it right away.
(はい、すぐにお送りします。)
\音声を聞く/
3. PREPで結論から報告する
少し複雑な内容を報告する時は、「PREP(プレップ)の型」が役立ちます。
- Point(結論):まず結論を伝える
- Reason(理由):その理由を述べる
- Example(具体例):具体的な事実やデータを示す
- Point(結論):最後にもう一度、結論や次の行動をまとめる
たとえば「キャンペーンの成果」を報告する場合、次のように結論から組み立てます。
\会話の例/
.png)
The campaign was a success.
(キャンペーンは成功でした。)<結論>
Sales went up because we reached more young customers.
(若い顧客により多く届いたので、売上が伸びました。)<理由>
For example, online sales rose by 20%.
(たとえば、オンライン売上は20%増加しました。)<具体例>
So I think we should continue this approach.
(なので、この方針を続けるべきだと思います。)<結論>
\音声を聞く/
結論→理由→具体例→結論の流れにそって話すと、長い報告でも要点が伝わりやすくなります。
4. トラブルを報告する
問題が起きた時こそ、早めの報告が大切です。
”We have a problem with 〜”(〜で問題が起きています)で、まず状況を簡潔に伝えましょう。
\会話の例/
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I’m sorry, but we have a problem with the delivery.
(申し訳ありませんが、配送で問題が起きています。)

OK. What happened?
(わかった。何があったの?)
.png)
The shipment will be two days late. I’m already working on it.
(出荷が2日遅れます。すでに対応を進めています。)
\音声を聞く/
問題と一緒に「すでに対応中であること」を伝えると、上司を安心させられます。”I’m already working on it.”(すでに対応しています。)はぜひ覚えておきましょう。
5. 相談・指示をあおぐ
自分だけで判断できない時は、上司に相談しましょう。
”Could I ask for your advice?”(ご相談してもよろしいですか?)で、ていねいに切り出せます。
\会話の例/
.png)
Could I ask for your advice on something?
(少しご相談してもよろしいですか?)

Of course. What is it?
(もちろん。どうしたの?)
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Which one should I prioritize?
(どちらを優先すべきでしょうか?)
\音声を聞く/
6. 締め切りの延長をお願いする
期限に間に合わないとわかった時は、早めに延長を相談しましょう。
理由を簡潔に添えると、上司も判断しやすくなります。
\会話の例/
.png)
Could I have two more days for the report?
(レポートをあと2日いただけますか?)

May I ask why?
(理由を聞いてもいい?)
.png)
I’m still waiting for some data from the sales team.
(営業チームからのデータをまだ待っているためです。)
\音声を聞く/
【チャット編】上司への報告で使える基本フレーズ
SlackやTeamsなどでのチャットでは、長い文章よりも短く要点を絞った報告が好まれます。
ここでは、3つの場面ごとに、上司とのやりとりの例を紹介します。
1. 進捗を報告する
進捗をチャットで共有する時は、”Quick update:”(簡単な報告です)を文頭に置くと、報告だとひと目で伝わります。
\チャットの例/
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Quick update: the design is about 70% done.
(簡単な報告です。デザインは約70%完了しました。)

Thanks for the update! Keep me posted.
(報告ありがとう!また知らせてね。)
”Keep me posted.”(また知らせてね)は、上司が続報を求める時によく使う表現です。言われたら、進捗があり次第こまめに報告しましょう。
2. 完了を報告する
作業が終わったことを伝える時は、何を終えたのかを一言添えると、上司が確認しやすくなります。
\チャットの例/
.png)
Done! The report is ready for your review.
(完了しました!レポートは確認いただける状態です。)

Perfect, thank you. I’ll take a look now.
(完璧、ありがとう。今すぐ確認するね。)
チャットでは ”Done!”(完了しました!)だけでも完了は伝わります。ファイルやリンクを添える時は、そのまま続けて共有しましょう。
3. 依頼への対応状況を報告する
チャットでは、上司から急に作業をお願いされることもあります。
その場合は、引き受けたことと完了予定を短く返しましょう。
\チャットの例/

Could you update the slides before the meeting?
(会議の前にスライドを更新してくれる?)
.png)
On it. I’ll have them ready by 2 PM.
(今やります。14時までに準備します。)
”On it.”(今やります)は、依頼を引き受けたことをすぐに伝えられる便利なひと言です。完了予定を添えると、上司も予定を立てやすくなります。
チャットでの報告でよく使う表現を、まとめて覚えておきましょう。
- Done. (完了しました。)
- On it. (今やっています。)
- Almost there. (もう少しで終わります。)
- Will do it by 3 PM. (15時までにやります。)
- Let me check and get back to you. (確認して改めて連絡します。)
これらは短くてもきちんと伝わる表現なので、テンポの速いチャットでも安心して使えます。
報告で困った時に役立つフレーズ4選
報告の途中で、うまく言葉が出てこなかったり、相手の指示が聞き取れなかったりすることもあります。
そんな時に役立つフレーズを知っておけば、落ち着いて対応できます。
1. 後で報告すると伝えたい時
その場ですぐに答えられない時は、後で報告する旨を伝えましょう。
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Let me get back to you on that later.
(その件は後ほどご報告します。)
\音声を聞く/
2. 言葉に詰まった時
うまく説明できず言葉に詰まった時は、言い直すための一言を入れましょう。
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Let me put it another way.
(別の言い方で説明させてください。)
\音声を聞く/
考える時間がほしい時は、”Let me think for a second.”(少し考えさせてください。)と一言添えると、沈黙が不自然になりません。
3. 上司の指示を確認したい時
指示の内容に自信がない時は、自分の理解が合っているか確認しましょう。
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Just to confirm, you’d like me to finish it by Monday, right?
(確認ですが、月曜日までに終わらせればよいでしょうか?)
\音声を聞く/
”Just to confirm,”(確認ですが)は、認識のズレを防ぐ便利な表現です。報告だけでなく、指示を受ける時にも役立ちます。
4. 報告が遅れたことを謝りたい時
報告のタイミングが遅れてしまった時は、ひとことお詫びを添えましょう。
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Sorry for the late update.
(報告が遅くなり申し訳ありません。)
\音声を聞く/
まとめ:上司への報告は「型どおり・結論から」で十分伝わる
英語での上司への報告は、場面ごとに使う表現がほぼ決まっています。
大切なのは、結論から伝えることと、場面に合った型を使うことの2つです。
完璧な英語でなくても、要点が整理されていれば、あなたの報告は上司にきちんと伝わります。
まずは、よく使う場面のフレーズから声に出して練習して、自信をつけていきましょう。
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