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英語の as … as 構文(あずあずこうぶん)とは、2つものの程度が同じことを述べる際に使う構文である。
例えば、Taro is as tall as Jiro. であれば、「太郎は二郎と同じくらい背が高い」の意味になる。
英語を学んでいると、as … as 構文について学ぶ機会が必ずある。
しかし、多くの参考書は説明が十分ではないためか、「as … as 構文がいまいちわからない」という声をよく聞く。
英語を学習しているあなたは、次のような疑問を持っていないだろうか?
- そもそも、as … as 構文が何なのかよくわからない…
- as … as 構文の作り方がわからない…
- 読解中に as … as 構文が出てくると混乱する…
そこでトイグルでは、英語の as … as 構文について詳細を解説していく。
使える英語力はもちろん、英検やTOEIC®などの資格試験対策、さらには英語の読解力向上に役立つはずだ。
本記事は2019年の投稿以来、13万人以上の方に読まれている人気記事になりました。より良い内容にするため、2022年11月に記事を全面改訂しました。わかりやすく、そして詳しい解説をお楽しみください。
この記事は as … as 構文の全体を述べているため長文です。英語初心者の方は『1. as … as 構文は「as + 形容詞/副詞の原級 + as」の形をとる』をご覧ください。ここを読むだけで as … as 構文の概要がわかります。英語中級者の方は『2. as … as 構文の基本的な使い方』、さらに上のレベルを目指す方は記事全体を読めば、as … as 構文の疑問がすべて解消されるでしょう。
1. as … as 構文は「as + 形容詞/副詞の原級 + as」の形をとる
as … as 構文について根本的な理解を得るため、これを「形」と「意味」という2つの点に分けて整理しよう。
まず、as … as 構文は「as + 形容詞/副詞の原級 + as」の形をとる。
2つの as の間には、通例、形容詞あるいは副詞の原級が入る。
原級とは、-erや-est、あるいは more や most のつかない、そのままの形と考えればよい。
例を見てみよう。
- (1) Jack is as tall as Tony.
(ジャックはトニーと同じくらいの背の高さです) - (2) Jane speaks English as fluently as I do.
(ジェーンは私と同じくらい流暢に英語を話す)
(1)は形容詞 tall(背が高い)、(2)は副詞 fluently(流暢に)が使われている例である。
続いて、as … as 構文の意味について考えていこう。
as … as 構文のあらわすのは「(2つのものの程度が)同じくらい」である。
上述の例をもう一度見てみよう。
- (1′) Jack is as tall as Tony.
(ジャックはトニーと同じくらいの年齢です)
ここでは、ジャック(Jack)とトニー(Tony)という異なる2人の人物がいる。
as … as 構文を用いることで、彼らは「背の高さ(tall)」という点において、同程度だと述べられる。
as … as 構文は否定文でも使用できる。次の例を見てみよう。
- (3) Beth is not as tall as Ellen.
(ベスはエレンほど背が高くない)
ベス(Beth)とエレン(Ellen)という2人の人物において、ベスはエレンほど背が高くない。おそらく、エレンはベスよりも身長が高いだろう。
副詞の場合も同様である。
- (4) Jane speaks English as fluently as I do.
(ジェーンは私と同じくらい流暢に英語を話す) - (5) William doesn’t speak English as fluently as Ada does.
(ウィリアムはエイダほど流暢に英語を話さない)
ジェーンは話し手と同じくらい流暢に英語を話せる。一方、ウィリアムはエイダほど流暢には話さない。
as … as 構文についてまとめると、以下のようになる。
- as … as 構文は「as 形容詞/副詞 as」の形をとる
- as … as 構文は「(2つのものの程度が)同じくらい」の意味をあらわす
as … as 構文において、1つ目の as は副詞、2つ目の as は接続詞の機能を持った関係副詞と言われる。ただ、as は when や where など、典型的な関係副詞とは明らかに種類が異なる。学習時は1つ目の as と2つ目の as を分けて考えず、as … as という特殊な形で用いられるものと捉えると良いだろう。
as … as 構文 は学習英文法で使われる呼び方で、正式には同等比較と言う。本記事では学習時のわかりやすさの観点から、as … as 構文と呼ぶことにする。
2. as … as 構文の基本的な使い方
as … as 構文の基本的な使い方を紹介していきたい。
2.1. as … as A (does)
- (6) Bill is as tall as Allison.
(ビルはアリソンと同じくらい背が高い) - (7) I’ll try to do it as quickly as I can.
(できるだけ早くそれをするようにします) - (8) It was as good as it looks.
(それは見た目と同じくらい良い) - (9) The train takes 40 minutes. By car it’ll take you twice as long.
(電車だと40分かかります. 車ではその2倍かかります)
as … as A (does) は「A(がするの)と同じくらい…」の意味で使われる。
(6)は as … as の間に形容詞、そしてAの位置に句が使われている。
(7)は as … as の間に副詞、そしてAの位置に「主語+助動詞」が使われている。
(8)のように、Aの位置に「主語+一般動詞」が用いられる場合もある。
文脈上、2つ目の as 以下の内容が自明の場合、それを省略することがある。(9)では、前の文の内容を受け、as long より後の要素を省略している。
「ティムは私と同い年です」は Tim is as old as I am. <普通の言い方> 、Tim is as old as me. <会話などに見られるくだけた言い方> 、Tim is as old as I. <かたい言い方, やや古い印象> の3通りの言い方が可能である。
2.2. not as … as A (does)
- (10) Mine is not as big as yours.
(私のはあなたのほど大きくない) - (11) Everyone is not as friendly as they could be.
(みんな愛想がない) - (12) It isn’t as simple as it seems.
(それは見かけほど単純ではない) - (13) It wasn’t as difficult as I thought.
(それは私が思ったほど難しくありませんでした) - (14) I can’t run as fast as I used to.
(以前ほど速く走れません)
not as … as A (does) は「A(がする)ほど…ない」の意味で使われる。
(10)はas … as の間に形容詞、そしてAの位置に句が使われている。
(11)のように、2つ目の as 以下に「主語+助動詞+動詞」が来ることがある。
(12)は2つ目の as の後に「主語+動詞」が使われている場合である。
(13)のように2つ目の as の後に I thought、(14)のように I used to が続く場合もある。
否定文の場合、as … as の代わりに so … as を使用できる。
詳しくは後ほど、『5.3. not as … as / not so … as の使い分け方』で解説したい。
否定の as … as 構文は3人の人物の特徴を比べる際に使うと考えるとわかりやすい。
例えば、Aさん(20歳)、Bさん(30歳)、Cさん(40歳)がいるとして、「BはAより年を取っているが、Cほどではない(B is older than A, but not as old as C.)」のように言える。こうした使い方がおそらく自然だろう。
2.3. X times as … as A (does)
- (15) Greg is twice as old as Christina.
(グレッグはクリスティーナの2倍年上です) - (16) Greenland is six times as large as all of Germany.
(グリーンランドはドイツ全土の6倍の広さがあります) - (17) Recycling costs half as much as collecting garbage.
(リサイクルはゴミ収集の半分のコストで済みます)
as … as 構文を用いることで、「AはBのX倍の…です」といった表現ができる。
「2倍」と言う場合、(15)のように、twice as … as の形を用いる。
それ以上の場合、(16)のように、X times as … as の形を用いる。
「半分」には、(17)のように、half as … as の形を用いる。
「1.5倍」は half again as … as と言う。
2.4. as 形 a(n) A as B (does)
- (18) Smith is as good a manager as Stein.
(スミスはスタインと同じくらい良い経営者です) - (19) There was no obvious reason why this could not be as good a film as the original.
(これがオリジナル版と同じくらい良い映画になぜなれなかったの明白な理由はない)
19: Collins Cobuild Advanced Learner’s Dictionary
as 形 a(n) A as B (does) は「B(がするの)と同じくらい…なA」の意味で使われる。
as … as の中は「形容詞 + 不定冠詞 + 名詞」の語順になる点に注意したい。
(18)は肯定文、(19)は否定文で用いられている例である。
2.5. A is as … as B is …
- (20) The desk is as high as it is wide.
(その机の高さは幅の広さと同じです)
A is as … as B is は「AはBが…であるのと同じくらい…だ」の意味で用いられる。
(20)は「机の高さ(A)」と「机の幅の広さ(B)」という、同一事物の異なる性質が比較されている。
3. as … as 構文を修飾する語句
いくつかの語句は as … as 構文を修飾することができる。
例文と共に見ていこう。
3.1. almost as … as
- (21) This method is almost as easy as the one above.
(この方法は上記の方法とほぼ同じくらい簡単です)
almost は「ほぼ」の意味で、as … as 構文を修飾できる。
3.2. quite as … as
- (22) This is not quite as simple as it looks.
(これは見かけほどシンプルではありません)
quite は「全く」の意味で、as … as 構文を修飾できる。
3.3. nearly as … as
- (23) Money is nearly as important as oxygen.
(お金は酸素とほとんど同じくらい重要です)
nearly は「ほとんど」の意味で、as … as 構文を修飾できる。
3.4. just as … as
- (24) She’s just as uncooperative as ever.
(彼女は相も変わらずひどく非協力的だ)
24: 現代英文法総論
just は「まさに」の意味で、as … as 構文を修飾できる。
3.5. every bit as … as
- (25) She’s every bit as beautiful as her sister.
(彼女は姉と負けず劣らず美しい)
every bit は「…まったくと同じくらい」の意味で、as … as 構文を修飾できる。
『2.3. X times as … as A (does)』で紹介した twice as … as や X times as … as も、修飾語句の一部と言える。
4. as … as 構文を用いた慣用表現
as … as 構文には、日常的によく使われる慣用表現がある。
以下、そのうち代表的なものを紹介したい。
4.1. as … as possible
- (26) I’ll get back to you as soon as possible.
(できるだけ早くお返事します)
as … as possibleは「できるだけ…」の意味で使われる慣用表現である。
(26)のような as soon as possible(できるだけ早く)のほか、as kind as possible(できるだけ親切に)など、様々な表現で使える。
as … as possible は as … as one can と言い換えることもできる。
(26)は I’ll get back to you as soon as I can. と言ってもよい。
4.2. as well as
- (27) We sell books as well as newspapers.
(私たちは新聞だけでなく書籍も販売しています) - (28) As well as making you feel happy, music can bring a sense of calm.
(音楽は楽しい気分にさせるだけでなく、穏やかな気持ちにもさせてくれます) - (29) I have to feed the animals as well as look after the children.
(子供の世話だけでなく動物の餌やりもしなければなりません) - (30) I speak English as well as my brother.
(私は弟と同じように英語を話します)
A as well as B は「BだけでなくAも」の意味で使われる慣用表現である。
(27)はBに newspapers(新聞)、Aに books(書籍)が用いられている例である。
(28)のように、Bの位置に動詞の-ing形が使われることもある。
Swan によれば、(29)のように、Aが主節の中でto不定詞の場合、Bの to は省略することも可能という。
(30)はas well as が接続詞用法で使われている例である。この場合、「…と同じくらい(上手に)」の意味になる。
上述のようにas well as は前置詞用法と接続詞用法で意味が異なる。似た例文であっても解釈が変わる点に注意しよう。例えば、John sings as well as playing the piano. (ジョンはピアノを弾くだけでなく歌もうたう)は前置詞用法なので「BだけでなくAも」だが、John sings as well as he plays the piano. (ジョンはピアノを弾くのと同じくらい上手に歌をうたう)は接続詞用法なので「…と同じくらい(上手に)」の意味になる。
4.3. as … as ever
- (31) Mary is as kind as ever.
(メアリーは相変わらず親切です) - (32) Come as quickly as ever you can.
(できるだけ早く来てください)
as … as ever は「相変わらず」の意味で使われる慣用表現である。(31)のように、通例、文末に用いられる。
as … as ever you can では「できるだけ…」の意味で用いられる。
尚、ever の詳細は別記事で解説している。より深く知りたい方はご参照いただきたい。
4.4. as much as
- (33) Take as much as you like.
(好きなだけ持っていってください) - (34) You can earn as much money as you want.
(いくらでも稼げますよ) - (35) The stone can weigh as much as 100 pounds.
(石の重さは100ポンドにもなります)
as much as は「Aと同じくらい」の意味で使われる慣用表現である。
(33)は as much as … の構造になっている。(34)のように間に名詞を挟んで、as much X as … の構造にすることもできる。
(35)のように数量をあらわす語の前に用いられると、「Aほども」の意味で、数量の大きさを強調する表現になる。
as much as が否定文の中で用いられる場合、「Aほどでない」の意味になる。
注: 1ポンドは約0.45キログラム。100ポンドは約45キログラム。
4.5. as little/few as
- (36) This course can be completed in as little as six terms.
(このコースはたった6タームで修了できます) - (37) There are may be as few as 3,500 snow leopards left in the wild.
(野生のユキヒョウは3,500頭ほどしか残っていないでしょう)
as little as(as few as)は「たった(わずか…)」の意味で、数量の少なさをあらわす。
(36)は as little as、(37)は as few as が使われている例である。
5. as … as 構文に関する発展的な知識
as … as 構文に対する理解を深めるため、発展的な知識を解説していこう。
5.1. as … as の意味は「=」ではない
- (38) Jill is as clever as Liz.
(ジルはリズと同じくらい利口だ) - (39) Jill isn’t as clever as Liz.
(ジルはリズほど利口ではない)
38, 39: The Cambridge Grammar of the English Language
as … as 構文は、伝統的に「同等比較」と言われてきたように、AとBを「=」の関係で結ぶと思われがちである。しかし、厳密に考えると、これは正しくない。
(38)は as … as 構文が肯定文で使われている例である。ここでは「ジルはリズと同じくらい利口だ」と述べられているが、実際、ジルがリズよりも利口だったとしても、この文は成立する。
例えば、(38)を Jill’s as clever as Liz, somewhat more so in fact.(ジルはリズと同じくらい利口だ。もっと言えば、ジルのほうが少し上だ)と言っても、英文としてなんら問題ない。
一方、(39)は as … as 構文が否定文で使われる例である。この文の意味は「ジルはリズほど利口ではない」(= ジルのほうが利口でないに違いない)であり、「ジルはリズと同じ程度の利口さではない」ではない。
要するに、as … as 構文の本質的な意味は「A = B」ではなく、「A ≧ B」なのである。
as … as 構文についてまとめると、次のように言える:
- as … as 構文の本質的な意味は「同じかそれ以上(= 少なくとも同等)」
as … as を用いて「=」の意味を強調したければ、John is exactly as tall as Bill. (ジョンはビルとぴったり背の高さが同じです) のように、exactly を用いるとよい。
注: とは言え、as … as 構文が肯定文で用いられる場合、「同じくらい」の意味で解釈されることが多い。これは、(38)の例で言えば somewhat more so in fact のように文が続かない限り、「≧」のうち「>」の情報が十分に与えられないため、自ずと「=」に解釈になるからである。一方、「≧」の逆は「<」であるから、否定文では(39)のような解釈になる。
5.2. as節内の(代)名詞の格によって意味の曖昧さが生じる
- (40) She is as tall as I / me.
(彼女は私と同じくらい背が高い) - (41) He sees me as often as Mary.
(彼はメアリーが私に会うのと同じくらいの頻繁で私と会ってくれる)
40, 41: Longman Guide to English Usage
A as … as B において、Bの名詞(代名詞)は、主格と目的格のいずれも使用できる。
Greenbaum and Whitcut によれば、… as I のように主格を取るのは、<フォーマル> な文体になる。
Bの名詞(代名詞)の格によって、意味の曖昧さが生じることがある。
(41)は、Maryを主語と目的語のどちらに捉えるかで、以下のような解釈の違いが生じる:
- (41a) He sees me as often as Mary does.
(彼はメアリーが私に会うのと同じくらいの頻繁で私と会ってくれる) - (41b) He sees me as often as he sees Mary.
(彼はメアリーに会うのと同じくらいの頻度で私に会ってくれる)
(41a)は Mary がas節の主語、(41b)は Mary がas節内の動詞の目的語で使われている例である。
5.3. not as … as / not so … as の使い分け方
- (42) He is not as old as he looks.
(彼は見た目ほど年をとっていない) - (43) He is not so old as he looks.
(彼は見た目ほど年をとっていない)
42, 43: Current English Usage
かつて、否定文では as … as の代わりに so … as を使うとされていたが、現代英語ではどのようになっているだろうか?
結論的に言えば、否定文だからと言って、so … as を使わなければならないわけではない。否定文で as … as を使っても何ら問題なく、それによって意味の変化が生じることはないと思われる。
河上道生『英語参考書の誤りとその原因をつく』によれば、「昭和30年代まではわが国の英語教育界では、as…as の否定は not(never) … so .. as だとし、not(never) … as .. as を認めない傾向が強かった」(p.272) ということである。
注: Wood, Flavell&Flavell は、as … as と so … as のどちらが良いかという点について、「肯定文・否定文にかかわらず、”as” は常に正しい」とした上で「”so” は否定文で使われる」と述べている。Swan は「not の後では “as…as” の代わりに “so …as” を使用することもできる」、Quirk et al.は「母型節が否定の時は、人によっては as … as のかわりに so … as を好むことがある」としている。Greenbaum and Whitcut は一歩踏み込み、「否定文では “as” よりも “so” の方が良いという昔ながらの教義には根拠がない」と述べている。Huddelson and Pullum によれば「asのほうが使われる頻度はやや高い」ようである。
5.4. as … as 内に用いられる形容詞の意味
- (44) Smith is as tall as Ken.
(スミスはケンと同じくらいの身長です) - (45) Michael is as short as Joe.
(マイケルはジョーと同様に背が低い)
as … as 構文では、形容詞の意味による解釈の違いに注意が必要である。
(44)は as tall as(同じくらい背が高い)と述べられている。ここで言う「背が高い」とは、「身長が同じ」の意味であり、必ずしも二人が高身長である必要はない。
例えば、スミスとケンの二人が190cm(一般的に高いと言われる身長)の場合はもちろん、155cm(一般的に低いと言われる身長)であっても、as tall as と言って良い。
一方、(45)の as short as(同じくらい背が低い)は、「同じくらい低身長である」という含みがある。よって、マイケルとジョーの身長は同じくらいで、かつ二人は低身長と考えられる。
このように、高低、大小、長短などをあらわす場合、プラス方向の意味を持つ形容詞を使う。
5.5. as … as による比喩表現
- (46) I was as cool as a cucumber.
(私はとても落ち着いていました)
as … as 構文では、時に比喩的な表現も使われる。
(46)の as cool as a cucumber は「(キュウリのように)落ち着いている」の意味になる。
以下、as … as を使った比喩表現をいくつか紹介したい。
as free as a bird (鳥のように自由で) | as cold as ice (氷のように冷たい) |
as white as snow (雪のように真っ白な) | as hot as hell (地獄のように暑い) |
as black as coal (石炭のように真っ黒な) | as light as a feather (羽のようにすごく軽い) |
注: インフォーマルな場面では、はじめの as が省略されることがある。
まとめ: as … as 構文を使いこなす
この記事では、英語の as … as 構文について詳細を解説してきた。
内容をまとめると次のようになる:
- as … as 構文は「as + 形容詞/副詞の原級 + as」の形をとる
- as … as 構文は「(2つのものの程度が)同じくらい」の意味がある
- almost, quite, just などで修飾できる
- as … as possible などの慣用表現で使える
- 厳密な意味は「=」ではなく「≧」
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トイグル式英文法|英語文法の学習に必要な知識と情報のすべてGood luck!
1. He is not taller than I.
2. He is not as tall as I
3. He is less tall than I.
上の文の違いは以下のような理解で正しいでしょうか?
A is not as … as B = A is less … than B : A は B ほど…ではない (A<Bという関係)
A is not 比較級 than B : A は B よりも…ではない (A=B または AB)を否定しているのでA≦B となり、AとBが同じ身長か、もしくはAがBより背が低い という意味になる。
A is not as tall as B 、A is less tall than B はどちらも、AがBより背が低いという意味になる。
1. He is not taller than I.
2. He is not as tall as I
3. He is less tall than I.
上の文の違いは以下のような理解で正しいでしょうか?
A is not as … as B = A is less … than B : A は B ほど…ではない (AB)を否定しているので身長はA≦Bの関係となり、AとBが同じ身長か、もしくはAがBより背が低い という意味になる。
A is not as tall as B 、A is less tall than B は、身長はA<Bの関係になり、どちらもAがBより背が低いという意味になる。
文字化けを訂正しました。
1. He is not taller than I.
2. He is not as tall as I
3. He is less tall than I.
上の文の違いは以下のような理解で正しいでしょうか?
A is not as … as B = A is less … than B : A は B ほど…ではない (AB)を否定しているので身長はA≦Bの関係となり、AとBが同じ身長か、もしくはAがBより背が低い という意味になる。
A is not as tall as B 、A is less tall than B は、身長はA<Bの関係になり、どちらもAがBより背が低いという意味になる。
1. He is not taller than I.
2. He is not as tall as I
3. He is less tall than I.
上の文の違いは以下のような理解で正しいでしょうか?
A is not taller than B は、A is taller than B AはBより身長が高いという意味を否定しているので、”AとBが同じ身長”もしくは”AがBより背が低い”という意味になる。
A is not as tall as B 、A is less tall than B は、どちらもAがBより背が低いという意味になる。
文字化けはどうにもならなかったので、簡略化しました。何度も送ってしまい、申しわけありません。
>金谷様
1はそのとおり、「彼は私よりも背が高い、ということではない」なので、背が低いわけですね。
2も「AはBより背が低い」ですね。
A as X as B: A≧B
A not as X as B: A<B
3はたしかに「彼は私より背が低い」ですが、両方ともそれなりに背が高く、その比較において「彼のほうが私よりやや低めだ」と言っている可能性もあります。
参考: 『英文法大事典7 関係詞と比較構文』(pp.183-184)