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TOEICと英検比較まとめ!レベル別スコア換算表つき

「TOEICは英検よりも難しい…?」

「10年前に英検2級を取ったけど、今TOEICを受けるとどのくらいのスコアが出るだろうか…?」

あなたはこのような疑問をお持ちではないだろうか?

多くの日本人にとって、英検は学生時代に勉強した馴染みあるテストである。TOEICを受けるにあたり、英検との違いを知りたい方も多いだろう。

そこでトイグルでは、TOEICと英検のスコア換算を紹介していく。英検保有者とTOEICスコアの関係も図で解説する。この記事を読めば、TOEIC難易度のおおよその目安がわかるはずだ。

1. TOEICと英検 スコア換算表

はじめに、TOEICと英検のスコア換算表を紹介しよう。

英検 TOEICスコア
1級 955
準1級 713
2級 527
準2級 402
3級 377
4級 343
5級 346

(TOEICプログラム Data&Analysis 2014より筆者作成)

英検1級におけるTOEICスコアの目安は955点、準1級は713点、2級は527点、準2級は402点となる。逆に、あなたがTOEIC600点を目標とするなら、レベルは英検2級から準1級の間くらいと考えられる。

TOEICと英検のスコア換算を図にしてみよう。

TOEICと英検 スコア換算表

(TOEICプログラム Data&Analysis 2014より筆者作成)

準2級から2級までは402→527と、約100点少々のレベルの差が見られる。2級から準1級では527→713と200点近い差があり、準1級から1級は250点近いスコアの差が見られる。これは、英検の級が上がるごとに、次の級に必要なレベルが高くなる直感とも一致する。

もちろん、TOEICと英検は試験内容がまったく異なるテストだから、級とスコアが完全に一致するわけではない。TOEICで527点前後を取れば直ちに英検2級に合格するわけではないし、その逆も然りである。筆者の経験上、英検準1級と対応するTOEICスコアはもう少し高い気もする。

本換算は受験者の自己申告で集計したデータを元に紹介している。学習をする際の参考程度に留めよう。

2. TOEICスコアの分布と英検

TOEICスコアと英検の比較を級ごとに見ていこう。

2-1. 英検2級合格者のTOEICスコア

次の図は、英検2級を保有する人のTOEICスコアの分布を表す。

英検2級とTOEICスコア

(TOEICスコアと英検2級取得者の関係より筆者作成)

英検2級合格者のうち約20%の人がTOEICスコア445〜495を取得している。また、2級合格者の約17%の人がTOEIC495〜545、約16%の人が545〜595となる。

他にも、より高いスコア・より低いスコアを取得した受験者が確認できる。ここから、英検2級保有者のTOEICスコアの目安が527点と計算される。

2-2. 英検準1級合格者のTOEICスコア

次の図は、英検準1級を保有する人のTOEICスコアの分布を表す。

英検準1級合格者のTOEICスコア

(TOEICスコアと英検2級取得者の関係より筆者作成)

準1級に難易度が上がったことで、TOEICスコアのレンジが全体的に右にシフトしている。

英検準1級合格者のうち、約20%がTOEICスコア745〜795を取得している。また、準1級合格者の約16%がTOEICスコア795〜845となる。

2-3. 英検1級合格者のTOEICスコア

次の図は、英検1級を保有する人の、TOEICスコアの分布を表す。

英検1級合格者のTOEICスコア

(TOEICスコアと英検2級取得者の関係より筆者作成)

英検1級保有者の約45%が、TOEIC895点以上を取得している。英検1級の難易度が極めて高いことがわかる。

(本データも受験者の自己申告に基づく。受験者が英検とTOEICを同時期に受けているとは限らないため、こちらも参考程度にとどめていただきたい。)

3. TOEICと英検の違い

最後に、TOEICと英検を試験内容の違いから比較していく。

3-1. 単語

TOEICはレベル別に設問が分かれていない。語彙の範囲は日常会話や初歩的なビジネスシーンを想定したものが多い。TOEICは初級者から上級者まで全レベルの受験者が同じ設問を解くため、最低でも英検2級程度の単語力がないと、満足に解答できるレベルにならない。

一方、英検は級ごとに試験問題が分かれている。試験によって出題される単語のレベルが変わるため対策しやすい。英検は生物や科学など、特定ジャンルに特化した単語も出題される。

3-2. 文法

TOEICはPart5(短文穴埋め問題)で文法に関する知識が問われる。英検は独立した文法問題は存在しない。

3-3. リーディング

TOEICは、大量の文章の中から答えのヒントを見つけ出す情報処理能力が問われる。制限時間に対して問題数は多い。一方、英検は英文を丁寧に読み解く精読力が問われる。

3-4. リスニング

TOEICのリスニングは、日常会話のワンシーンを想定したものが多い。Part3(会話問題)やPart4(説明文問題)など、長文から答えのヒントを探す設問が約7割を占める。英検は級によって出題形式が異なる。日常会話からアカデミックまで様々だ。

3-5. スピーキング

TOEIC Listening&Reading Testにはスピーキングは含まれない。一方、英検は上位の級の二次試験に面接があり、スピーキング能力で合否が判断される。

4. まとめ

この記事では、様々な角度からTOEICと英検の比較を行ってきた。TOEICスコアアップを目指す方にとって、難易度の違いがおわかりいただけたと思う。

学習計画を立てる上での参考にしてほしい。

Good luck!

*参考資料: 

*「TOEIC」は米国Educational Testing Service(ETS)の登録商標です。「英検」および「実用英語技能検定」は公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。

31 Comments

HN

TOEIC470点取るにはどうすればいいですか❓私は、社会人です。公務員試験で470点以上取れば公務員試験では資格加点されますのでご協力をお願いします。現在公務員試験最終結果発表待ちです。高校生の頃に英検準2級を取りました。一応大卒です。TOEIC195点以上取ったことないです。

田邉竜彦

HN様

コメントありがとうございます。

トイグルではマンツーマンTOEICスクールを主宰しています。
195点から470点は倍以上のスコアアップが必要なため、独学で達成するのは決して簡単ではありません。
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ご検討ください。

宮地宣夫

統計データの信頼性を疑います。TOEIC300~600点レベルで英検1級合格者がわずかにいますが、こんなことはありえないと思いませんか。申告者がまじめにデータ収集に協力したと思いません。自己申告だとしても、1級取得年次のTOEIC平均点で比較すべきですが、おそらくデータ収集が不可能だと思います。傾向を知るのに参考になる程度だと思います。英語教育者は常識程度の統計解析の勉強をすべきです。

田邉竜彦

宮地宣夫様

コメントありがとうございます。

ご指摘のとおり、TOEIC300〜600レベルで英検1級合格は、一般論として不自然です。
当データはTOEIC受験者本人の自己申告によるもののため、勘違い(あるいは虚偽)がそのまま反映されているものと思われます。

そもそも、英検とTOEICは設問形式・出題範囲が異なる試験のため、スコアだけを元にこれらを比較するのには無理があります。
トイグルでは英検とTOEICのデータを、難易度の目安を知るため参考程度に使用する、といったものと考えます。

Takuzo Suzuki

算数苦手な人が、このグラフを作った。
まず、この解釈はどう見ても、英検が過大評価。特に1級は過大評価。
ただ単に、英検の悪評を流したくて主張したいわけでは無い。

では逆に、TOEIC955点取得時の英検1級の保持率はどんなもんなのだろうか?
英検1級の合格時点では、平均で955点より下回ることが確定という統計でしかない。
英検準1級の合格時点では、平均で713点を下回ることが確定という統計でしかない。

英検1級より上級が無いのだから、英検1級保持者のTOEIC得点は、他の級より極端に引き上げられるのは当たり前だ。仮に英検3級以上の保持者の平均点はどんなもんなのだ?

英検3級以上、準2級未満の保持者の平均点が377点であるのに対し
英検3級以上の保持者の平均点はこれよりずっと大きな得点になるだろう。

したがって、英検1級以上の保持者の平均点を出す事に、あまり意味の無い事に気づくべきだ。

Takuzo Suzuki

そもそも、これは統計ではないし、グラフ化する価値が無いし意味もない。
数値解釈が間違ってますから。英語ばかり勉強してないで算数からやり直せ。

Takuzo Suzuki

英検1級時点でのTOEIC得点と、
英検1級保持者のTOEIC得点はまるっきり違う。

この表は後者であり、英検1級の合格時点のTOEIC得点とは異なる。
だから、政府でも、英検1級が過大評価とにらんで説明しているのに
英検1級保持者はいつまでも、自分に都合よく解釈し他の分野の超難関試験と同等だと宣伝しまくる。

そもそも、3級も準2級もさして勉強しなくても大体得点が取れてしまう検定。
難関試験とは、大学4年間勉強しても1000人に1人とか10000人に1人とかしか合格しない。

Takuzo Suzuki

×英検1級時点、◎英検1級合格時点

まちがったわ。

田邉竜彦

>Takuzo Suzuki様

コメントありがとうございます。

出典元によれば、データは「過去2年未満に取得した英検について最も高い級とTOEICスコアを比較」とあるので、ご指摘のように英検◯級「保持者」のTOEICスコアです。
そもそも、英検とTOEICは異なる形式の試験なので、比較すること自体がナンセンスとも言われます。

ただ、TOEICを受験する方には、日常で英語を使わない社会人が大勢いらっしゃいます。
数年〜数十年ぶりに英語を学ぶに当たり、TOEICのレベルを知る「目安」を知りたいという声は多いです。

そのため、我々日本人に馴染みのある英検との比較表を掲載することは、一般学習者様にとって有益かと考えている次第です。
このような背景から、当エントリーを公開しているという旨、何卒ご理解いただけると幸いです。

竹閣

たしか英検1級合格者に、試験時で訊くアンケートでの平均でも、TOEIC945なので、以前945→1級→以後955 と、あまり変わらないような気がしますが・・・

田邉竜彦

>竹閣様

コメントありがとうございます。
やはり、英検1級とTOEIC950点前後は同じくらいのレベル感なのかもしれませんね。

にっしー

英検二級も英検準一級もTOEIC換算スコアそんなに低くありませんよ。2級は最低550点以上、準一級は最低750点以上はあると思いますが。

2級と準1級との差が最も大きいです。次に1級との準1級の差も大きいです。

田邉竜彦

>にっしー様

コメントありがとうございます。

確かに、TOEICと英検の比較は、個々の学習者・指導者の方が肌感覚として様々持っておられると思います。
ただ、こちらで紹介した数字は、国際ビジネスコミュニケーション協会が発表したデータをそのまま引用しております。そのため、数字の信頼性は統計の取り方に依存している点をご了承ください。

saitou

1級合格時のTOEICの点数はもっと低くなるのでは?
それと、アンケートが自己申告なので何とでも書けるように思う。
もし、それを考慮した上でもTOEIC945=英検1級なのであれば、
TOEICが過大評価ということになる。
ゆえに、同等とされてしまった資格は全体で過小評価ということになる。

saitou sauce

おそらく、随時受験可能な試験の多くは過大評価。
そして、定期試験のみの試験の多くは過小評価。
英検より競争倍率の高い試験はゴマンとあるからね。
そういった試験が軒並み過小評価だったことになる。

あかさたな

これは統計的なミスがありそうですね。
英検1級のみ取得者のうち、TOEICがどれだけ取得できたかを示さなければならないですが、
英検1級合格者で、かつ、国連英検や、翻訳検定、通訳案内士や、そのほかの職業の資格。外務省専門職など
にも合格している人のデータが大量に含まれていることでしょう。
英検1級だけに合格している人と、国連英検特Aにも合格している人では、TOEICの得点が上昇するのは当たり前ですよね。英検1級の合格者のTOEIC得点というけれど、もっと具体的に、どういう人を対象にしたTOEIC得点かを示さなければ説得力があるとは到底言えません。

たとえば、3級取得者の中には、2級にも合格している人もいますし、中には1級にも合格している人もいます。
その、3級取得者のうち、より上級の検定にも合格している人の得点を省かなければ、3級取得時点での平均点は出ないですよ。

それと、上の方でも書いてますが、民間試験は年に10回も20回も受けられる試験があります。
こういった資格試験は、たいていの場合、過大評価になりがちです。
それは、建設業や情報通信業などの民間資格も、国家試験と比較すると1/10も学習期間がかからないのに過大評価なことが多くあります。これは受験していなければわからず、TOEICもその臭いがプンプンします。

 競争倍率は重要な手がかりになります。志願者の合格率10%で年1回の試験は、10年かかっておかしくありません。英検1級は、10%で年3回実施しています。つまり、1級だけで3,4年はかかっておかしくないということです。 その間TOEICばかりをやって高得点を目指すことは可能です。
なぜならば、中学2年生の平均得点が大学生より高いことを見れば、実力問わず暇のある子の方が伸ばすことができる試験でもあるということですから。おそらく、TOEICの得点と実用英検の級は絶対的な相関関係ではないということを表しているように思いますね。

田邉竜彦

>あかさたな様

ご指摘ありがとうございます。
確かに、当エントリーで紹介した英検-TOEICの比較は、統計の取り方に疑問が残ります。

我々日本人にとって、TOEICと英検は馴染み深いテストです。
筆者としては、TOEIC主催者が今後、アップデートされたデータを公開することを期待しています。

taka

興味深く拝見させていただきました。

なぜこんなに批判的コメントが多いのでしょうね?
性質の異なる2つを完全な比較が出来ない事は皆さん承知の上でしょう?
(換算スコアが)もう少し高いんじゃない?低いんじゃない?という意見は分かりますが、データの信憑性がとか統計的に…とか、
そもそもそんな視点で見てはいけないデータだと思いますけどね。
それでも「傾向」を知るには十分有効であると思います。
「傾向」を知るだけなら、ごく少数意見は参考にする必要もないでしょう。
(英検準1級合格者のTOEICスコア500点以下、とか)

また、英検とTOEICを(無理やり)比較しているのに、それ以外の試験の事を持ち出すのも全くのナンセンスです。
そもそも無理やり比較しているのに、そこに違う要素を持ちこんだら収集付くものも付きません。
それぞれが過大評価であろうが過小評価であろうが、そういう前提で見て「傾向」を知れれば十分と思いますが。

田邉竜彦

コメントありがとうございます。

筆者は統計学に明るくないので詳細はわかりませんが、英検とTOEICスコアを取得した時期を考慮せず、自己申告を元にデータを集めているのが問題なのかもしれません。
そもそも英検は級ごとに試験内容が異なりますし、上位の級では面接もあります。TOEICと英検は試験の思想が根本的に異なる以上、比較すること自体がナンセンスとも言えます。

ただ、学問的な厳密さはともかく、学習者が目安を知る上では一定の役に立つかと考えています。記事内に誤解を招く表現もあるので、そこは筆者の責任として、今後記事の更新を行っていきたいと思う次第です。

通りすがり

自身の経験から。
このデータはあくまでも受験時に受験カードに自己申告するものですね。
私は英語が大の苦手で大嫌いで中一で4級を取って以来受験すらしていませんでした
社会人になって初めて様子見で受けたTOEICは500くらい。
その後2年ほど経って英検準二級に合格しました。この時点では準二級合格で500程度でいう記録になりました。
一月に英検二級→TOEICの順で受けましたが、英検の方にはTOEIC500程度で、TOEICには英検準二級所持で申告しましたが、結果は英検二級一時合格。TOEICも600程度でした。
申告のタイミングによって、データにズレがあることは間違いないなと。
そう感じた次第です。
少し上に評価してちょうど良いのかなと感じます。

op

こちらの統計表、参考としてためになりました。
中学生(20年以上前)に英検準2級を合格した後、高校、大学にてまともに英語を活用していませんでした。
社会人となってからも英語を活用するタイミングはなく、この度、転職を検討している中で、自分のTOEICにおける大まかな点数を知りたく、本サイトの資料を参考とさせて頂きました。
現在、片手間に高校受験用の英語を中学3年生達に指導しておりますが、全く遜色なくできております。
目標とするスコアを自分なりに確認させて頂きましたので、感謝しています。

田邉竜彦

>op様

コメントありがとうございます。
お役に立てたようで光栄です。

よくよく見たらこれ5級 > 4級やん
なんぞこれ
1級ほぼ満点だし

田邉竜彦

英検5級と4級のレベルだと、TOEICの難易度が高すぎて、スコアに差が出る水準を満たしていないのかもしれません。
(受験者の自己申告によるデータなので、参考程度にお考えください。)

たこ焼き太郎

昔は英検何級とか、TOEICのスコアが気になったが、結局は日本語で商談や提案が出来ない人の英語力は役に立たないことがわかった。まず、日本語をちゃんと話せて魅力あるトークが出来なければ、その語学力も無意味なものである。

わこ

中学時代に英検1級取った子が大学生の頃に
TOEIC受けたら最初は590点だったらしいですよ。
日本人の英語上級者でも試験慣れしない人なら
600点以下も十分あり得ると思います。
こないだ、TOEICの短期集中講座行ったら
TOEIC800点以上のスコアの人が模試で
マークシート塗り忘れるミスをやってたりもしてた。恐。
あと、頭の中では合ってたのに
違うのマークしたりと答え合わせで悶絶してました。

田邉竜彦

コメントありがとうございます。

TOEICは試験慣れも重要ですよね。
リスニングは単調な問題が続きますし、リーディングは時間配分をうまくやらないといけないので、英語力の高い方でも試験に慣れていないと、最初は苦戦をする印象です。

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