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試験前に必ず知っておくべきTOEIC時間配分のコツ

TOEIC® Listening and Reading Test(以下、TOEIC)において、スコアを左右するのがリーディングセクションの時間配分である。

あなたは次のような悩みを持っていないだろうか?

  • TOEICを受ける直前なので、時間配分を再確認しておきたい…
  • リーディングセクションを時間内に全問解き終えたい…
  • いつも最後の数問を「色塗り」してしまう。速く解くにはどうすれば…

そこでトイグルでは、TOEICリーディングセクションの時間配分について詳細を説明していく。本番直前にも役立つので、ぜひ参考にしてほしい。

本記事は2018年の公開以来、60万人以上の方に読まれた人気記事です。筆者の受験・指導経験をもとに2020年12月に全面改訂しました。どうぞお楽しみください。

*TOEICリーディングセクションの時間配分

TOEICリーディングセクションは、Part5(短文穴埋め問題)、Part6(長文穴埋め問題)、Part7(長文読解問題)の3パートに分かれる。受験者は75分間(= 1時間15分)の制限時間を好きなように配分できる。

リーディングセクションでもっともスコアの上がる時間配分は次のとおりである。

パート時間配分
Part5 (短文穴埋め問題)10分
Part6 (長文穴埋め問題)10分
Part7 (長文読解問題)55分
合計75分

Part5(短文穴埋め問題)を解く目安は10分間である。設問数は30問なので、単純計算すると、1問あたり20秒になる。

Part6(長文穴埋め問題)を解く目安は10分間である。4つの空白のある文章が4セットあるので、単純計算すると、1文章あたり2.5分、1問あたり37.5秒になる。

Part7(長文読解問題)を解く目安は55分間である。うち、シングルパッセージは29問を25分(1問あたり約51秒)、ダブル・トリプルパッセージは25問を30分(1問あたり約72秒)で進める。

リーディングセクションの時間配分については、識者によって様々な意見がある。「Part7から先に解く」とか「初心者はPart5に◯分をかける」などを聞いたことがある方もいるかもしれない。

ただ、筆者はこれまで自身が50回以上TOEICを受け、現在は英語教師としてTOEIC対策指導を行っている経験から、上記の時間配分が最良の方法と確信している。時間配分について迷ったら、ぜひともこの「トイグル式」を試してみてほしい。

以下、各パートの詳細な時間配分について説明していこう。

「20-25-30の法則」
各パートに配分する時間がわかりにくければ「20-25-30の法則」と覚えよう。Part5&Part6が20分、Part7 SPが25分、Part7 DPTPが30分である。

1. TOEIC Part5を10分間で解く方法

現在、TOEIC公開テストは午前実施午後実施の2つに分かれて行われている。

午前実施の場合、試験は10時20分から開始される。リスニングセクションは約46分間なので、リーディングセクションは11時06分から解き始める。

<午前実施: Part5は11時06分から始まる>

TOEIC Part5の時間配分

午後実施の場合、試験は15時00分から開始される。リスニングセクションは約46分間なので、リーディングセクションは15時46分から解き始める。

<午後実施: Part5は15時46分から始まる>

TOEIC Part5の時間配分

Part5は短文穴埋め問題である。短文内の空白にもっとも適した解答を、選択肢から選んで入れる。Part5は30問を10分で解くので、1問あたり20秒で進める。

Part5の解答速度を上げるには、全文を読んで解く問題と、全文を読まずに解ける問題を区別することが望ましい。

全文を読んで解く問題は時間がかかるので、少し読んでわからなければ思い切って捨ててしまう。一方、全文を読まずに解ける問題は空白の前後から機械的に答えを導く。設問形式別には次の通り。

*全文を読んで解く問題 (=時間がかかる)

接続詞問題語彙問題

*全文を読まずに解ける問題 (=速く解ける)

代名詞問題前置詞問題
動詞問題品詞問題
比較表現問題関係詞問題
5秒休憩→10分集中
本番はリスニング100問の後にリーディングが始まるので、疲労により解答速度が低下しがちである。これを防ぐため、リスニングが終わったら目をつぶって少々の休憩をしよう。5秒間休憩をすれば10分間全力集中できる。解答速度の向上を実感できるはずだ。
Part5の詳しい解き方
Part5の詳しい解き方は別記事で解説している。より深く知りたい方はご参照いただきたい。

2. TOEIC Part6を10分間で解く方法

Part6は長文穴埋め問題である。長文内の空白にもっとも適した解答を、選択肢から選んで入れる。Part6は4つの空白のある文章が4セットあるので、1セットあたり2.5分で進める。

Part6を開始する目安は、午前実施の場合は11時15分、午後実施の場合は15時55分となる。

<午前実施: Part6は11時15分から始める>

TOEIC Part6の時間配分

<午後実施: Part6は15時55分から始める>

TOEIC Part6の時間配分

Part6の解答速度を上げるには、文挿入問題を思い切って捨ててしまうと良い。文挿入問題は各文章に1問出る程度なので、これを落としてもスコアには大きく影響はしない。

重要なのは「Part6は時間調整パート」と割り切ってしまい、Part7のために時間を残しておくことである。ハイスコアを狙う方以外、Part6は時間を使わないことを最優先にしよう。

わからない問題もマークシートは必ず塗る
TOEICはマークシート方式なので、わからない問題もどれかに塗れば正解する可能性がある。マークシートは必ず塗るようにしよう。
Part6の詳しい解き方
Part6の詳しい解き方は別記事で解説している。より深く知りたい方はご参照いただきたい。

3. TOEIC Part7を55分間で解く方法

Part7は長文読解問題である。受験者は英語の長文を読み、内容に関する設問に答える。

Part7はシングルパッセージ(1つの文章)、ダブルパッセージ(2つの文章)、トリプルパッセージ(3つの文章)の3種類がある。時間配分は次のとおりである。

パートセット数時間配分
シングルパッセージ (SP)10セット25分
ダブルパッセージ (DP)2セット10分
トリプルパッセージ (TP)3セット20分
55分

それぞれのポイントを見ていこう。

3-1. TOEIC Part7 シングルパッセージは25分で解く

Part7 シングルパッセージ(SP)を開始する目安は、午前実施の場合は11時25分、午後実施の場合は16時05分である。

<午前実施: Part7 SPは11時25分から始める>

TOEIC Part7 SPの時間配分

<午後実施: Part7 SPは16時05分から始める>

TOEIC Part7 SPの時間配分

Part7 シングルパッセージの解答速度を上げるには、article(記事)文章NOT問題文挿入問題といった、時間のかかる設問を避けるのがよい。こうした設問を捨てることで、25分以内の終了を目指そう。

Part7は本文と設問の順番が概ね一致する
Part7では「本文と設問の順番が概ね一致する」の原則がある。ある文章に設問が2つあれば、設問1は文章の上部から中部、設問2は中部から下部にヒントがあることが多い。文を読む前にヒントの位置の目星をつけるようにしよう。

3-2. TOEIC Part7 ダブルパッセージは10分で解く

Part7 ダブルパッセージ(DP)を開始する目安は、午前実施の場合は11時50分、午後実施の場合は16時30分である。

<午前実施: Part7 DPは11時50分から始める>

TOEIC Part7 DPの時間配分

<午後実施: Part7 DPは16時30分から始める>

TOEIC Part7 DPの時間配分

Part7 ダブルパッセージの解答速度を上げるには、複文章参照問題を効率的に解くのがよい。誤った箇所を読んで時間を浪費してしまわないようにしよう。

試験中はこまめに時計を見る
時間配分をミスしてしまう場合、「試験に没頭するあまり時計を見るのを忘れてしまい、気がついたら予定時間をオーバーしていた」の状態が多い。試験中はこまめに時計を見るようにしよう。

3-3. TOEIC Part7 トリプルパッセージは20分で解く

Part7 トリプルパッセージ(TP)を開始する目安は、午前実施の場合は12時00分、午後実施の場合は16時40分である。

<午前実施: Part7 TPは12時00分から始める>

TOEIC Part7 TPの時間配分

<午後実施: Part7 TPは16時40分から始める>

TOEIC Part7 TPの時間配分

Part7 トリプルパッセージの解答速度を上げるには、ヒントの含まれる文章を的確に探し出すことである。

トリプルパッセージはシングルパッセージやダブルパッセージと異なり、ヒントが分散する傾向にある。ヒントの含まれない文章を読めば、時間を浪費してしまう。特定の文章に固執せず、早期に正しい文章を見つけ出せるようにしよう。

尚、試験の終了時刻は、午前実施の場合12時21分、午後実施の場合、17時01分である。トリプルパッセージが始まったら、終了時刻を目指して一気に駆け抜けよう。

<午前実施: 12時21分に試験終了>

<午後実施: 17時01分に試験終了>

終了時刻は試験によって異なる
終了時刻が中途半端なのはリスニングが46分間(稀に47分間)だからである。したがって、厳密にはトリプルパッセージは21分間(あるいは22分間)を配分できると考えよう。
Part7の詳しい解き方
Part7の詳しい解き方は別記事で解説している。より深く知りたい方はご参照いただきたい。

まとめ:「トイグル式」で時間通りに解き終わる

本記事ではTOEICリーディングセクションの時間配分について、詳細を議論してきた。内容をまとめると次のようになる。

  • Part5&Part6は20分で解く
  • Part7 SPは25分で解く
  • Part7 DP/TPは30分で解く

この「トイグル式 – 20-25-30の法則」を使えば、リーディングセクションを時間通りに進められるはずだ。

トイグルでは他にも、TOEIC試験対策に関する記事を執筆している。興味のある方はぜひご覧いただきたい。

トイグル試験対策 トイグル式!TOEICスコアを上げる勉強方法と成功事例のすべて

Good luck!

8 COMMENTS

せきえい

所要時間だけでなく、時刻とアナログ時計の図でも時間配分例を示していただいているこの記事のおかげで、本番で迷わずペース配分を確かめられました。計算ではなく視覚で時間を確認できたので、問題に集中できました。
ありがとうございました!!

田邉竜彦

>せきえい様

お役に立てて光栄です。

KEI

アドバイスの通りに時間配分を意識した結果、お陰様ではじめて時間に少し余裕をもって終了することができました。有難うございました。

田邉竜彦

>KEI様

お褒めのコメント、ありがとうございます!

お役に立てたようで光栄です。
今後ともよろしくお願いします。

ちっかでぃー

>>終了時刻が中途半端なのはリスニングが46分間(稀に47分間)だからである。したがって、厳密にはトリプルパッセージは21分間(あるいは22分間)を配分できると考えよう。

とありますが、本当ですか?これは著者さんの実体験によるものですか?
公式サイトには試験時間が2時間、としかありません。常識的に考えるなら、引き算して、リーディングパートは74、稀に73分と考えるのが自然だと思います。
想定と2分違うのは大きいので、はっきりさせてほしいです。SP一問分位になりますよね?

田邉竜彦

>ちっかでぃー様

コメントありがとうございます。
ご指摘の点に関して回答いたします。

まず、結論としてTOEIC Listening and Reading Testの試験時間は、記事中に述べている認識にて誤りはないものと考えます。

リーディングセクションは75分間ぴったりですが、リスニングセクションは経験上、46分あるいは47分となります。
当方は過去10年間にわたり本番試験を数十回受験しましたが、そのすべてが46分あるいは47分でした。

また、公式サイトを見たところ、リーディングは「75分間」ですが、リスニングは「約45分間」、合計は「約2時間」のように「約」の記載がございます。
これはリスニングセクションの時間が45分ぴったりではない場合があることを示唆するものと考えます。

追記1: リスニングセクションが46分間・47分間というのは当方の経験則に基づくものです。
今後の試験において、リスニングセクションが45分間ぴったり、あるいは48分間になる可能性がゼロであるとは限りません。

追記2: リスニングセクションの時間にかかわらず、リーディングセクションは75分間で一定です。仮にリスニングセクションが47分間であれば、試験終了時刻がその分後ろにずれ込みます。リーディングセクションの時間が減ることはございません。

以上、参考にしていただけると幸いです。

参考: TOEIC公式サイト
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about.html

ちっかでぃー

納得しました。常識的に、などと狭い了見での書き込みをご容赦ください。頑張って試験に臨みます。ありがとうございました。

田邉竜彦

>ちっかでぃー様

お役に立てたようで幸いです!

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