海外の知らない街では、スマホを持っていても、思うように目的地へたどり着けるとは限りません。
そんな時は、” I’m lost. (道に迷いました。)”という一言で、今の困っている状況が十分に伝わります。
この記事では、道に迷ってしまった時に役立つ「定番フレーズ」や、現地の人の道案内を聞き取るポイントを紹介します。
音声を聞いてそのまま真似すれば、現地の人とスムーズにやり取りできますよ。
道に迷った時の会話例
ここではシンプルなフレーズをおさえて、落ち着いて自分の状況を伝えたり、目的地への行き方を尋ねたりしましょう。
1.「道に迷った」と伝える
困った時は、まずは状況を簡潔に伝えましょう。
\会話の例/

Are you okay?
(大丈夫ですか?)

I’m lost.
(道に迷いました)
\音声を聞く/
(音声1)
- I got separated from my group. (グループとはぐれました。)
- I can’t find my family. (家族が見つかりません。)
2. 目的地への行き方を尋ねる
目的地の名前を伝えて、行き方を尋ねましょう。
\会話の例/

Could you tell me how to get to Central Park?
(セントラルパークへの行き方を教えていただけますか?)

It’s just down this street.
(この通りをまっすぐ行ったところにあります。)
\音声を聞く/
観光地では、必ずしも全員が道を知っているわけではありません。” I’m a stranger here.(私はこの辺の人ではありません。)”と断られるケースもあります。
3. 現在地を確認する
「いま自分がどこにいるのか」がわからない時は、落ち着いて地元の人に現在地(通り名)を尋ねましょう。
\会話の例/

What’s the name of this street?
(この通りの名前はなんですか?)

This is 59th Street.
(ここは59丁目です。)
\音声を聞く/
通り名が聞き取れなかった場合は、”Could you spell that for me?(スペルを教えていただけますか?)”と聞きましょう。
現地の人が道を案内する時によく使う表現
現地の人による道案内を、すべて理解する必要はありません。
単語を一部だけでも聞き取れれば、長い説明を理解できなくても、目的地にたどり着けます。
1. まっすぐ進む
“straight(ストレイト)” という単語が聞き取れたら、まっすぐ進む合図だと考えましょう。

Go straight for two blocks.
(2ブロックまっすぐに進んでください。)
\音声を聞く/
“blocks” は「交差点をいくつ進むか」を表すのによく使われます。two blocks は交差点2つ分なので、”交差点を2つ越えるまでまっすぐ進む”という意味になります。
- Go straight down this street.(この通りをまっすぐ進んでください)
- Keep going straight.(そのまま、まっすぐ進んでください)
2. 右折・左折する
“right” や “left” といった方向のキーワードが聞き取れれば、複雑な説明をすべて聞き取らなくても、進む方向はわかります。
どこで曲がるのかを注意深く聞きましょう。

Turn left at the first light.
(最初の信号を左に曲がってください。)
\音声を聞く/
右に曲がるは”Turn right”です。
- at the corner (角で)
- at the intersection (交差点で)
- at Main Street (メインストリートで)
- at the Starbucks (スターバックスの角で)
3. 道を渡る
現地の人が “cross(クロス)” という単語を使っていたら、「道を渡る」合図と考えましょう。

Cross the street at the light.
(信号で道を渡ってください。)
\音声を聞く/
道を渡る時は、”at the light(信号で)”や “at the crosswalk(横断歩道で)” などの目印とセットでよく使われます。
4. 目印の隣り・向かい
現地の人は、目的地を説明する時、建物やお店などの「目印」を使うことがよくあります。

It’s next to the bank.
(銀行の隣です。)
\音声を聞く/
- next to~(~の隣)
- beside~(~の隣)
- across from~(~の向かい)
- in front of~(~の前)
5. 右側・左側にある
道案内の最後によく使われるのが、「右側」「左側」といった位置の表現です。
“right” や “left”といった単語を聴き取り、どちら側に目的地があるのか把握しましょう。

You’ll see it on your right.
(右側にあります。)
\音声を聞く/
左側にある時は、”It’s on your left.(左側にあります。)”と言います。
まとめ:短いフレーズでも伝わる!勇気を出して話しかけよう
今回は、道に迷った時に使えるシンプルなフレーズや、現地の人がよく使う道案内の表現を紹介しました。
「定番フレーズ」や「聴き取るポイント」をおさえておけば、知らない街で迷ってしまっても、落ち着いて目的地へたどり着けます。
この記事で紹介したフレーズを味方に、勇気を出して現地の人に話しかけてみてください。
あなたが無事に目的地までたどり着けることを、心から願っています。
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