「両替したい」は英語で何という?海外でスムーズに両替できるフレーズ集

渡航先で「高額紙幣をくずしたい」と思っても、どこで両替すればいいのか何と言えば伝わるのか、迷ってしまう人は少なくありません。

実際、私もアメリカ留学中にチップ用の小額紙幣が必要になり、飲食店で “Exchange money?” と伝えたところ、店員に首を振られてしまった経験があります。

その後、たまたまショッピングモール内の両替所を見つけて、ようやく希望の紙幣にくずすことができました。

この記事では、「小額紙幣にくずしたい」「日本円を現地通貨に両替したい」など、両替のシーンで役立つ英語フレーズを紹介します。

基本フレーズや両替に応じてくれる場所を知っておけば、あわてずに対応できますよ。

「両替したい」と伝える時の英語表現

ここでは、次のような2つのシーンで使える表現を紹介します。

  1. 高額紙幣をくずす時
  2. 日本円を外貨に替えたい時

どちらの場合でも「身分証明書(パスポート)」の提示を求められることがあるため、両替の際は常に持参しましょう。

高額紙幣をくずす時

カフェや飲食店などでは、100ドル札などの高額紙幣を出すと、偽札対策や釣り銭不足のために受け取りを断られることがあります。

高額紙幣をくずしたい時は、銀行や両替所・ホテルのフロントを利用しましょう。

\会話の例/

あなた
あなた

Can you break this?

(こちらをくずしていただけますか?)

スタッフ
スタッフ

Sure. Would you like small bills or big bills?

(もちろんです。小額紙幣、それとも高額紙幣ですか?)

あなた
あなた

Small bills, please.

(小額紙幣でお願いします。)

\音声を聞く/

「紙幣」を意味する英単語は、アメリカでは bill、イギリスでは note を使います。たとえば「10ドル札」はa ten-dollar bill、イギリスなら「10ポンド札」はa ten-pound noteとなります。

日本円を外貨に替えたい時

日本で現地通貨に両替するのを忘れてしまった場合は、到着した空港内の両替所で、日本円を現地通貨に替えておきましょう。

タクシー代やチップ用など、すぐに現金が必要になることもあるため、まずは少額を両替しておくと安心です。

残りは後日、レートが良く信頼できる場所(ショッピングモールの両替所など)で両替することをおすすめします。

\会話の例/

あなた
あなた

I’d like to exchange Japanese yen.

(日本円の両替お願いします。)

スタッフ
スタッフ

How much would you like to exchange?

(いくら両替しますか?)

あなた
あなた

I have 20,000 yen.

(2万円持っています。)

\音声を聞く/

両替所で「How much?」と聞かれたら、通常は持っている日本円でいくら出すかを尋ねられています。

両替する時に役立つフレーズ集

海外で両替をする際、レートや手数料を確認せずに任せてしまうと、思わぬ損をすることもあります。

特に観光地では、ぼったくりのような高額な手数料を請求されることがあるかもしれません。

ここでは、「両替」する時に知っておくと安心なフレーズを、シーン別に紹介します。

①両替所はどこか尋ねる時

空港内や街中で両替所の場所がわからない時は、以下のように聞いてみましょう。

あなた
あなた

Where can I exchange money?

(両替はどこでできますか?)

\音声を聞く/

②為替レートを確認する時

両替をする前に、どのくらいのレート(交換比率)で両替されるのかを確認しておきましょう。

あなた
あなた

What’s the exchange rate today?

(今日の為替レートはどれくらいですか?)

\音声を聞く/

為替レートは電光掲示板などに表示されていることもありますが、疑問があれば遠慮せずにスタッフに聞きましょう。

③手数料を確認する時

両替の際は、手数料(commission)を必ず確認しましょう

表示レートが良く見えても手数料が高い場合は、実際の受け取り金額が少なくなることもあります。

あなた
あなた

Do you charge a commission?

(手数料はかかりますか?)

\音声を聞く/

レートに手数料が含まれているかを確認したい時は、” Is the commission included in the rate? ”と聞きましょう。

④紙幣の種類を指定する時

チップ文化がある国では、1ドル札や5ドル札を多めに持っておくとスマートに対応できます

紙幣の種類を指定したい場合は、5ドル札を” five dollar bills”と言うよりも、口語表現 ”fives” の方が自然で素早く伝えられます。

たとえば、5ドル札を10枚と言いたい時は、”10 fives “と短く表せます。

紙幣の口語表現(アメリカ英語)は以下のとおりです。

額面1枚(例) 10枚
1ドルa single10 singles
5ドルa five10 fives
10ドルa ten10 tens
20ドルa twenty10 twenties
50ドルa fifty10 fifties

100ドル札を持っていて、20ドル札を4枚、残りをすべて1ドル札でもらいたい場合は、以下のように伝えましょう。

あなた
あなた

I’d like 4 twenties and the rest in singles, please.

(20ドル札を4枚、残りは全て1ドル札でお願いします。)

\音声を聞く/

すべて10ドル札にくずしてほしい場合は、” Can you break it into tens?” と伝えましょう。

⑤小銭も混ぜてほしい時

両替時に細かいお金も欲しい時は、以下のように伝えましょう。

あなた
あなた

Can I have some coins as well?

(小銭も混ぜてもらえますか?)

\音声を聞く/

まとめ:基本フレーズをおさえてスムーズに両替しよう

この記事では、海外の両替所で高額紙幣をくずしたり、日本円を現地通貨に両替したりする時に使えるフレーズを紹介しました。

以下2つの表現を覚えておけば、急に現金(小額の紙幣)が必要になった時でも、スムーズに伝えられます

  • Can you break this? (こちらをくずしていただけますか?)
  • I’d like to exchange Japanese yen.  (日本円の両替お願いします。)

両替には身分証明書が必要になる場合があるため、パスポートを忘れずに持参しましょう。

シンプルな英語フレーズを味方につけて、安心して旅を楽しんでくださいね。

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