TOEIC Part5 接続詞問題の解き方

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

TOEIC Part5は、短文内の空白に最も適した語句を入れる、文法・リーディング問題である。

その中でも、andやbecauseなどの語句を選ぶ接続詞問題は、ほぼ毎回出題される傾向にある。

そこでトイグルでは、Part5の接続詞問題に特化し、対策と勉強法を解説をしていきたい。

*目次

  1. 接続詞問題の解き方
  2. 接続詞とは?
  3. Part5の接続詞問題〜基本編〜
  4. Part5の接続詞問題〜応用編〜
  5. 接続詞一覧
  6. まとめ

1. 接続詞問題の解き方

まずは、接続詞問題を解く5つのステップを紹介しよう。

使用する例題はこちら。

Elizabeth Goel did not get promoted _____ she became a top performer in her department.

  • (A) despite
  • (B) since
  • (C) because
  • (D) even though

(トイグルオリジナル問題)

ステップ1: 4つの選択肢を1〜2秒程度で把握

はじめに、4つの選択肢を1〜2秒程度で眺める。

  • (A) despite
  • (B) since
  • (C) because
  • (D) even though

選択肢には接続詞と呼ばれる語句が中心に並んでいるため、これは接続詞問題であることがわかる。

ステップ2: 設問文を読む

次に、空白を含む設問文全体を読む。

この時、文中の語句を意味のまとまりで分け、それを英語の語順のまま頭から理解すると良い。

先の例文は次のように解釈できる。

  • Elizabeth Goel / did not get promoted / _____ / she / became / a top performer / in her department.
  • 「Elizabeth Goel氏は、昇進しなかった、◯◯、彼女が、〜になった、トップ成績の人に、彼女の部署内で」

空白はsheの前にあることがわかった。

ステップ3: 明らかに不正解な選択肢を除外する

この時点で、明らかに不正解と思われる選択肢を除外する。

上級者であれば、(A)despiteが誤りであることにすぐ気がつくだろう。しかし、初級・中級者の方であれば、まだ判断はできないかもしれない。

ここはひとまず次のステップに進む。

ステップ4: 文法的に入りうる選択肢を選ぶ

Part5は文法と意味の両面からアプローチする。まずは、文法的に使用可能な選択肢を選ぶ。

ここで、先の設問文には「主語+動詞」が2つ使用されていることに気がつこう。

  1. Elizabeth Goel did not get promoted
  2. she became a top performer in her department

英語において、1つの文に主語と動詞は1回ずつ使われる。今回、1つの文に2つの「主語+動詞」が存在し、かつその間に空白があったことから、ここには接続詞を入れることが改めて確認できる。

選択肢の中で(A)despiteは前置詞だ。よって、他の3つが正解候補となる。

  • (A) despite → 前置詞
  • (B) since → 接続詞
  • (C) because → 接続詞
  • (D) even though → 接続詞

ステップ5: 意味で選択肢を絞り込む

最後に、意味から正解の選択肢を絞り込む。

  • Elizabeth Goel / did not get promoted / _____ / she / became / a top performer / in her department.
  • 「Elizabeth Goel氏は、昇進しなかった、◯◯、彼女が、〜になった、トップ成績の人に、彼女の部署内で」
  • (A) despite
  • (B) since → 〜なので
  • (C) because → 〜なので
  • (D) even though → 〜にもかかわらず

意味的には「Elizabeth Goel氏は昇進しなかった、彼女が部署内でトップ成績になったにもかかわらず」が自然だろう。よって正解は(D)even thoughとなる。

2. 接続詞とは?

設問の詳細に入る前に、接続詞と呼ばれる英文法を簡単に解説しよう。

まず、英語では、文章の情報量をより多くするため、語句や文に対して様々な方法で意味の追加を行うことができる。

その1つの方法に修飾がある。修飾は形容詞や副詞などの語句を使い、別の語句に追加の説明を加えることを指す。

  • 形容詞+名詞: white shirt (白いシャツ)
  • 副詞+形容詞: totally different (まったく異なる)
  • 副詞+形容詞+名詞: totally different solutions (まったく異なる解決策)

一方、文章に他の語句や文を接続することで意味の追加を行う方法がある。その際に使われるのが接続詞と呼ばれる一連の語句だ。例を見てみよう。

  • black and white (黒と白)
  • I was cooking when the earthquake happened. (地震が起きた時、私は料理をしていた)

異なる接続詞には異なる意味がある。Part5では、接続詞の文法的な用法だけではく、意味的に最も適した接続詞を選ぶ力が問われる。

3. Part5の接続詞問題〜基本編〜

Part5で頻出する接続詞問題を紹介する。まずはTOEIC初級・中級者向けの基本編から始めよう。

3-1. 「なぜなら」を表す接続詞・前置詞

英語の接続詞には「なぜなら」を示す語句が多い。

例を見てみよう。

  • We could not make it, because he was late. (我々は間に合わなかった、彼が遅れたため)
  • Because he was late, we could not make it. (彼が遅れたため、我々は間に合わなかった)

「なぜなら」を表す語句はPart5で超頻出だ。以下、その代表的な語句をまとめよう。

  • since
  • because
  • given that
  • now that

3-2. 「〜にもかかわらず」を表す接続詞・前置詞

Part5では「〜にもかかわらず」の意味の接続詞が頻出する。

冒頭の例もそれに該当する。

  • Elizabeth Goel did not get promoted even though she became a top performer in her department. (Elizabeth Goel氏は昇進しなかった、彼女が部署内でトップ成績だったにもかかわらず)

「〜にもかかわらず」は「なぜなら」と対照的な意味を持つため、混同しないように気をつけよう。

以下、「〜にもかかわらず」や「〜の一方」を意味する語句の例を挙げる。

  • although
  • even though
  • though
  • whereas
  • while

3-3. 接続詞を使った定形表現

Part5に頻出する接続詞を使った定形表現を紹介しよう。

  • both A and B: AとBの両方
  • either A or B: AとBのどちらか
  • neither A nor B: AとBのどちらでもない
  • not only A but also B: AだけでなくBも
  • whether or not: 〜かどうか

4. Part5の接続詞問題〜応用編〜

続いて、ハイスコアを狙う上級者向けに、Part5接続詞問題の応用編を解説していきたい。

4-1. 接続詞・前置詞両方の機能を持つ語句

接続詞の中には、前置詞としても使用可能な語句がある。

接続詞は主に、直後に(主語+動詞のカタマリ)を用いる。一方、前置詞は直後に語句を用いる。

例として、接続詞・前置詞両方の機能を持つbeforeを見てみよう。

  • 接続詞としての用法: Before you leave, make sure you submit the assignment. (出かける前に、課題の提出をしなさい)
  • 前置詞としての用法: I will visit Tokyo before Christmas. (私はクリスマス前に東京に行くでしょう)

接続詞・前置詞どちらの場合も「〜の前」の意味は変わらない。

以下、接続詞・前置詞両方に使用できる語句の例を紹介する。

*接続詞・前置詞両方に使用できる語句

  • after: 〜の後
  • as: 〜のように; 〜として
  • before: 〜の前
  • since: 〜以来
  • till: 〜まで(ずっと)
  • until: 〜まで(ずっと)
  • considering: 〜を考慮すれば

尚、接続詞becauseはofを使用することで、前置詞のように直後に句を用いることができる。

  • … because of the traffic jam. (その交通渋滞のせいで)

4-2. 接続詞を使った他の表現

Part5に時折出題され、知っているだけで解ける接続詞を使った表現を紹介する。

*If…, then… 

接続詞ifが使用される際、ifがないほうの文頭にthenが使用されることがある。「そしたら」くらいの意味で覚えておこう。

  • If what you mentioned is true, then we should soon go over the issue. (もしあなたが言ったことが正しいなら、そしたら我々はすぐにその問題について議論すべきである)

*No sooner A than B

no sooner A than Bで「AするやいなやB」の意味となる。

  • No sooner were they in town than they met their parents. (彼らが街に出るやいなや、彼らは親に会った)

尚、no sooner直後は倒置になる点に注意しよう。

4-3. 主語+be動詞の省略

文中で接続詞が使われる場合、その前後の文の主語が同じであれば、接続詞直後の主語とbe動詞が省略されることがある。

例を見てみよう。

  • When (I was) a little boy, I hated math. (小さな子どもだったころ、私は数学が大嫌いだった)
  • Consumers find a broad range of information while (consumers are) shopping. (消費者たちは幅広い情報を発見する、ショッピングの間)
  • If (the research was) found to be true, the research could explain why consumers did not choose some particular items. (もしそれが真実なら、そのリサーチはなぜ消費者がある特定のアイテムを選ばなかったか説明できる)

Part5では、空白直後が現在分詞(shopping等)や過去分詞(found等)になっているケースが多い。主語+be動詞が省略されていることに気が付き、適切な接続詞を入れられるようにしたい。

4-4. it is/was の省略

接続詞直後の主語がitであり、そのitが主節の内容を指す時、it is/wasは省略される傾向がある。

  • I’d like to make an appointment on this Thursday if (it is) possible. (私は今度の木曜日にアポを取りたい、もし(このことが)可能なら)
  • Call me if (it is) necessary. (私に電話しなさい、もし(そのことが)必要なら)
  • You are advised to use Wi-Fi whenever (it is) possible. (あなたはWi-Fiを使うようアドバイスされる、それが可能な時はいつでも)
  • Copies should be returned as soon as (it is) convenient. (コピーは返却されるべき、それの都合がつき次第)
  • Where (it was) applicable, all rankings were determined on a percentage of population. (該当箇所では、すべてのランキングは母集団の割合で決定された)

4-5. ifやalthough直後の省略

ifやalthough直後では、主語+一般動詞が省略されることがある。

  • Are you already involved in the training program? If not (=If you are not), what further support would you need? (あなたは既にトレーニングプログラムに入りましたか? もしそうでないなら、どんな更なるサポートが必要ですか?)
  • He keeps moving, although slowly (=although he does slowly). (彼は進み続けている、ゆっくりではあるが)

5. 接続詞一覧

最後に、Part5で出題される可能性がある接続詞一覧を紹介しよう。

トイグルでは、接続詞を以下の3つのタイプに分けた。

  • 小さな接続詞: andなど同品詞の語彙・文をつなげる等位接続詞
  • 大きな接続詞: althoughなど文と文をつなげる従位接続詞
  • 複合接続詞: as far asなど複数語句から成る従位接続詞

それぞれの接続詞リストは、PDFファイルでも無料ダウンロードできる。TOEICでの出題ポイントも解説しているため、ぜひとも活用してほしい。

5-1. 小さな接続詞

and 〜と; 〜も
but しかし; けれど
yet けれども
so その結果
for なぜかと言うと
or もしくは
nor 〜もまた…ない

小さな接続詞一覧

5-2. 大きな接続詞

after 〜の後に
although 〜にもかかわらず
as 〜のように
because なぜなら
before 〜の前に
if もし
lest 〜しないように
once 一度〜すれば
since なぜなら; 〜以来
that
though 〜にもかかわらず
till 〜まで(ずっと)
unless 〜の場合を除いて
until 〜まで(ずっと)
when 〜の時
whenever 〜の時はいつでも
where 〜する場合
whereas 〜であるのに対して
wherever 〜するところはどこでも
whether 〜かどうか
while 〜する間; 一方で
whilst 〜する間; 一方で

大きな接続詞一覧

5-3. 複合接続詞

as far as 〜に関する限り
as if まるで〜のように
as long as 〜である限りは
as soon as 〜するとすぐに
as though まるで〜のように
assuming (that) 〜と仮定して
considering (that) 〜を考慮すれば
even if たとえ〜でも
even though 〜にもかかわらず
except that 〜を除いて
given that 〜を考えれば
granted (that) 仮に〜だとしても
granting (that) 仮に〜だとしても
in case (that) もし〜の場合には
in order that 〜の目的で
in that 〜だから
inasmuch as 〜だから
insofar as 〜する限りにおいて
now that 〜だから
provided (that) 〜という条件で
providing (that)  〜という条件で
so long as 〜するとすぐに
so that その結果
supposing (that) 〜と仮定すると
so far as 〜に関する限り
every time 〜する度
as and when 〜する時
unless and until 〜するまで(ずっと)
if and when もし〜する時は
seeing that 〜を考えると

複合接続詞一覧

6. まとめ

当エントリーでは、Part5接続詞問題の解き方を解説してきた。

接続詞問題は、最初は難しく感じられるかもしれない。しかし、出題パターンは一定なので、コツさえ掴めば高い正答率を出すことができるだろう。

当記事を読んでもっと知りたい!と思った方は、こちらの記事も参照いただきたい。

Good luck!

1 COMMENT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です