英語のmoreの使い方!no more thanなどの慣用表現も詳しく説明

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英語のmoreは「もっと」の意味の単語である。

英語を学習しているあなたは、次のような疑問を持っていないだろうか?

  • moreの使い方がわからない…
  • moreにthanがつかない場合があるのはなぜ…?
  • moreを使った慣用表現の意味を知りたい…

そこでトイグルでは、moreについて詳細を解説していく。学習に参考になるはずだ。

本記事は長文なのですべてを読む必要はありません。英語初心者の方は『1. moreには3通りの使い方がある』だけを読めばmoreの全体像がわかります。中級者の方は『2. moreの代名詞用法』, 『3. moreの形容詞用法』, 『4. moreの副詞用法』を読めばより深い知識が得られるでしょう。『5. moreを使った慣用表現』は辞書代わりとしてお使いください。

1. moreには3通りの使い方がある

moreの意味をひとことで言えば、「量や程度が基準よりも高い(多い)」ことをあらわす際に使う単語である。

moreはこの意味を中心に、代名詞用法形容詞用法副詞用法の3通りの使い方がある。

代名詞用法もっと多くの事・物
形容詞用法もっと多くの
副詞用法もっと

例を見てみよう。

  • (1) I’d like some more. (もっといただけますか)
  • (2) I need to drink more water. (もっと水が飲みたい)
  • (3) Please be more careful. (もっと注意してください)

(1)はmoreが代名詞用法で使われている例である。代名詞用法と判断できるのは、moreが述語動詞likeの目的語になっていることによる。代名詞用法のmoreは「もっと多くの事(物)」の意味になる。

(2)はmoreが形容詞用法で使われている例である。moreが名詞water(水)の直前に置かれ、これを修飾している関係にある。形容詞用法のmoreは「もっと多くの」の意味になる。

(3)はmoreが副詞用法で使われている例である。moreが形容詞carefulの直前に置かれ、これを修飾している関係にある。副詞用法のmoreは「もっと」の意味になる。

このように、moreとひとことで言っても、使われる位置によって品詞の判断が異なる。英文を読んだり書いたりする際は、こうした違いに注意しよう。

以下、moreのさらに詳しい使い方を見ていく。

moreにはthanが伴うとは限らない
学習中、moreは接続詞than(…よりも)との組み合わせで覚えることが多いが、これは必ずしも正しくない。thanを伴わずにmoreを使う場合も多いからである。どのような場面でthanを使い、またどのような場面でthanを使わないのか、本記事で随時解説する。

2. moreの代名詞用法

moreの代名詞用法について述べていく。

2-1. more

  • (4) I’d like to know more about Japan. (日本についてもっと多くのことを知りたい)
  • (5) I don’t want any more. (これ以上は結構です)

代名詞用法のmoreは単独で使われることがある。

(4)のmoreは「もっと多くのこと」、(5)のmoreは「それ以上のこと(もの)」の意味である。

2-2. more of a(n) A

  • (6) He is more of a fool than I thought. (彼は私が思っていたより馬鹿な人です)

more of a(n) Aは「…よりもずっとA」の意味で使われる。(6)は「(私が思っていたより)ずっと馬鹿な人」の意味である。

ofの省略
この構文ではofおよびその直後の不定冠詞が省略されることがある。(6)はHe is more fool than I thought.と同義。この場合、名詞は無冠詞となる。また、moreの分類は副詞になる。

2-3. more of A

  • (7) I’ll let him eat more of the salad. (彼にもっと多くのサラダを食べさせるようにします)
  • (8) I can’t stand much more of this. (これ以上は耐えられません)
  • (9) I hope we’ll see more of you. (これからも度々お会いできればと思います)

(8, 9: OALD10)

more of Aは「…より多くのもの(こと・ひと)」の意味で使われる。Aには定冠詞theなどで限定された名詞のほか、代名詞などが入る。

(7)は「more of the 名詞」、(8)は「more of 指示代名詞」、(9)は「more of 人称代名詞」の例である。

3. moreの形容詞用法

moreの形容詞用法について述べていく。

3-1. more A (より多くの)

  • (10) Hasbro Publishing is selling more books than ever before. (ハスブロ出版は以前よりも多くの本を売っている)
  • (11) I’ve heard more information than I can even remember. (覚えられるよりも多くの情報を聞いた)

形容詞用法のmoreは「より多くの」の意味で使われる。主に名詞を修飾する。

(10)はmoreがmanyの比較級として、(11)はmoreがmuchの比較級として使われている例である。

thanは必須ではない
比較対象を指定せず「より多い」という場合、than節は必ずしも必要ではない。たとえば、More students are…(より多くの学生が…)とかI need more water.(もっとたくさんの水が必要だ)といった言い方も可能である。

3-2. more A (余分の)

  • (12) Wait three more days. (もう3日間待ってください)
  • (13) Here are a few more examples. (こちらはさらにいくつかの例です)
  • (14) I made a little more money. (少しばかりのお金を稼いだ)
  • (15) I will give you one more chance. (もう1回だけチャンスを与えましょう)
  • (16) Would you like some more coffee? (コーヒーのおかわりはいかがですか)
  • (17) Any more questions? (他のご質問はありますか)
  • (18) I want no more wars. (もう戦争はしたくない)

形容詞用法のmoreは「余分の」や「それ以外の」の意味で使われることがある。この意味のmore Aは数詞ほか、様々な数量表現とともに使われる。

(12)は「数詞+more A」、(13)は「a few+more A」、(14)は「a little+more A」、(15)は「one+more A」、(16)は「some+more A」、(17)は「any+more A」、(18)は「no+more A」の例である。

「余分の」のmoreにはthanがつかない
「余分の」の意味のmoreには通例、thanがつかない。

4. moreの副詞用法

moreの副詞用法について述べていく。

4-1. more A

  • (19) The third question is more interesting. (3つ目の質問はより興味深い)
  • (20) Talk more quietly. (もっと静かに話してください)
  • (21) More importantly, he’s still 30 years old. (より重要なのは, 彼がまだ30歳ということです)
  • (22) I need to feel more at home. (もっとくつろいでいたい)

副詞用法のmoreは「もっと」や「いっそう」の意味で使われる。主に形容詞と副詞を修飾する。

(19)は形容詞、(20)は副詞を修飾している例。(21)のような文副詞や、(22)のような前置詞句を修飾することもある。

4-2. S V (O) more

  • (23) I couldn’t agree with you more. (これ以上ないほど同感です)
  • (24) Muscle weights more than fat. (筋肉は脂肪よりも重い)

副詞用法のmoreは「もっと(Oを)Vする」の意味でも使われる。

(23)のmoreは「同意する」、(24)のmoreは「重い」を修飾している。

語修飾と述語修飾
more Aは語修飾、S V (O) moreは述語修飾という点に違いがある。

4-3. 数詞等+more

  • (25) It takes 10 minutes more to set up. (設定には10分余分にかかる)
  • (26) I can’t work any more. (もう働けません)
  • (27) Once more, thank you! (あらためて, ありがとうございました)

副詞用法のmoreは直前に数詞等を伴って使われることがある。

(25)は「数詞+more」、(26)はany more、(27)はonce moreの例である。

5. moreを使った慣用表現

moreを使った慣用表現を紹介していく。

5-1. all the more

  • (28) That’s all the more reason to consider joining. (だからこそ参加を検討してみてください)
  • (29) This is all the more remarkable. (これはさらに注目すべきです)
  • (30) The portrait is all the more interesting for its unusual colouring. (この肖像画は珍しい色使いでいっそう興味深くなっている)

all the moreは「それだけいっそう」や「なおさら」の意味の慣用表現である。

(28)は「all the more+名詞」の例、(29)は「all the more+形容詞」の例である。(30)ではfor以下が理由をあらわす。

5-2. little more than

  • (31) He was little more than a prisoner. (彼は単なる囚人にすぎなかった)
  • (32) He could do little more than say hello to guests. (彼は客に挨拶するくらいしかできなかった)

little more thanは「…にすぎない」の意味の慣用表現である。

(31)は直後に名詞を伴っている例である。(32)のように動詞を伴う場合、little more thanの直前にdoが入る。

5-3. more and more

  • (33) More and more companies are using video. (ますます多くの会社が動画を活用している)
  • (34) I slowly became more and more relaxed. (私は徐々にリラックスしていった)
  • (35) He loved her more and more. (彼は彼女を徐々に好きになった)
  • (36) The region became more and more of an economic backwater. (その地域はますます経済的な僻地と化していった)

(36: OALD10)

more and moreは「ますます」や「だんだん」の意味の慣用表現である。

(33)は「more and more+名詞」の例である。この場合、more and moreは形容詞用法である。

(34)は「more and more+形容詞」の例、(35)は「S V O more and more」の例である。いずれも副詞用法である。

(36)のように「more and more of X」の形で使われることもある。

複数個の形容詞
more and more A, B and Cのように複数個の形容詞(あるいは副詞)を用いることもできる。

5-4. more A than B

  • (37) He is more good than bad. (彼は悪人というより善人だ)

more A than Bは「BというよりAだ」の意味の慣用表現である。

(37)はhe is bad(彼は悪人だ)というよりhe is good(彼は善人だ)と述べている。

メタ言語比較
more A than Bはメタ言語比較とも呼ばれる。詳しくは別記事で解説しているので、より深く知りたい方はご覧いただきたい。
英語のメタ言語比較とは? more A than Bの使い方を詳しく説明

5-5. more or less

  • (38) Bake them for 10 minutes more or less. (それらをだいたい10分間焼いてください)
  • (39) The article is more or less correct. (その記事はほとんど合っている)
  • (40) He’s more or less retired from acting. (彼は結局、演劇から引退した)

more or lessは「だいたい」や「多かれ少なかれ」の意味の慣用表現である。

(38)のように数量表現の後に置かれると「だいたい」の意味で解釈される。(39)は「(誤差は重要ではなく)ほとんど」の意味。(40)のように「結局は」の意味で解釈されることもある。

5-6. more than

  • (41) Your home is more than just a place to live. (家は単に住むだけの場所ではありません)
  • (42) We would be more than happy to help you. (喜んでお手伝いいたします)
  • (43) It’s more than I can afford to pay. (それは私には買えない)

more thanは「…以上に」、「十分に」、「…どころではない」の意味の慣用表現である。

(41)は「more than+名詞」の例。住むだけではあり余る以上の価値があるというのが元の意味で、そこから、「単に住むだけの場所ではありません」となる。

(42)は「more than+形容詞」の例、(43)は「more than+節」の例である。

数詞を従える場合のmore than
たとえばmore than four hundred rooms(四百部屋以上)のように、数詞を従えて「…以上」の意味になる用法もある。

5-7. more than a little

  • (44) The results were more than a little shocking. (結果は少なからず衝撃的だった)

more than a littleは「少なからず」の意味の慣用表現である。

(44)は「more than a little+形容詞」の例で、「少なからず衝撃的だった」の意味である。

5-8. no more

  • (45) There is no more wine. (ワインはもうない)
  • (46) My father is no more. (父は死んでしまった)
  • (47) I had no complaints and no more did Tom. (私は不満がありませんでしたし、トムもまたそうでした)

(47: OALD10)

no moreは「もう…ない」の意味の慣用表現である。

(45)は「no more+名詞」の例である。(46)のように「(人がもう)存在しない」の意味になることがある。

(47)のように否定文を受けると「…もまた…ない」の意味になる。倒置が起こることに注意したい。

No more Hiroshimas
「広島の惨劇は繰り返すな」の意味では、必ずHiroshimasと複数形にしなければならない。もし、No more Hiroshimaと単数形にすると「広島はもう存在しない」の意味になってしまう。

5-9. no more than A

  • (48) It’s no more than four miles to the campus. (キャンパスまで4マイルもありません)
  • (49) It was no more than a guess. (それは推測の域を出たものではなかった)
  • (50) He received a large reward, which was no more than his due. (彼は多額の報酬を受け取ったが、それはまさに当然というべきものだった)

(50: OALD10)

no more thanは「たった…」や「…にすぎない」の意味の慣用表現である。

(48)は「わずか」、(49)は「Aにすぎない」の意味で使われている。(50)のように「まさに…というべき」の意味になることもある。

5-10. no more A than B

  • (51) I could no more speak to her than fish may breathe out of water. (魚が水から出て息ができないように, 私は彼女に話しかけられなかった)
  • (52) She has no more money than you have. (彼女はあなたと同じくらいのお金しか持っていない)
  • (53) The Wikitravel guide is no more reliable a source than any blog. (ウィキトラベルガイドは…)

no more A than Bは「Bでないのと同様にAでない」の意味の慣用表現である。

(51)は「魚が水から出て息ができない」ことと同じくらいの様子で、「私は彼女に話しかけられなかった」と述べている。than以下に自明の事柄を置くことで、そのくらいAの程度が甚だしいと言うものである。

(52)のように「Bと同じ数量のAしか…ない」の意味で使われることもある。(53)のように「no more+形容詞+不定冠詞+名詞」の語順になることもある。

クジラの構文
この構文はA whale is no more a fish than a horse is.(馬が魚でないのと同様に, クジラも魚ではない)の例文によって「クジラの構文」と呼ばれてきたものである。

注: クジラは哺乳類なので魚類ではない。

5-11. nothing more than A

  • (54) It’s nothing more than a scam. (それは詐欺以外の何物でもない)
  • (55) He did nothing more than play video games. (彼はただゲームをしただけだった)
  • (56) She wanted nothing more than to go home. (彼女はただ家に帰りたかった)

nothing more than Aは「ただの…にすぎない」の意味の慣用表現である。

(54)は「nothing more than+名詞」、(55)は「nothing more than+動詞」、(56)は「nothing more than+不定詞」の例である。

5-12. not more than A

  • (57) It should be not more than three words. (多くて3語としましょうか)

not more than Aは「多くてA」の意味の慣用表現である。「Aよりは多くない」のニュアンスになる。

(57)は「多くて3語とする」の意味。「せいぜい3語」と言ってもよい。

not A more than B
「not more A than B」は「BほどAでない」の意味である。

5-13. the more …, the more …

  • (58) The more you sleep, the faster you will feel better. (より眠るほどより速く良くなる)

the more…, the more…は「…すればするほど、…になる」の意味の慣用表現である。

(58)のようにthe moreの後ろにSVと続くことが多い。

比例比較級
the more…, the more…の構文は「比例比較級」と呼ばれることがある。詳細は別記事で解説しているので、より深く知りたい方はご覧いただきたい。
英語の「the+比較級」とは?使い方や省略の法則を例文でわかりやすく説明!

注: この構文はmoreに限らず、他の形容詞の比較級も可能。

5-14. what is more

  • (59) What is more important, you’ll have respect from your partner. (さらに重要なことには、伴侶から尊敬を得ることです)
  • (60) Even more important, making changes is much easier. (さらに重要なのは変化がより容易になったことです)

what is more Aは「さらにAなことには」の意味の慣用表現である。通例、文頭で用いられる。(60)のようにwhat isは省略されることがある。

まとめ: moreを正確に使えるようになる

この記事では、英語のmoreについて詳細を解説してきた。

内容をまとめると次のようになる:

  1. moreには代名詞用法, 形容詞用法, 副詞用法がある
  2. 代名詞用法は「もっと多くの事・物」の意
  3. 形容詞用法は「もっと多くの」の意
  4. 副詞用法は「もっと」の意
  5. moreを使った慣用表現がある

トイグルでは他にも、英文法に関する記事を執筆している。興味のある方はぜひご覧いただきたい。

Good luck!

6 COMMENTS

not more than A の用法について質問です。

a.I have not more than 10,000 yen.
私は多くとも10,000円しか持っていない

b.I don’t have more than 10,000 yen.
私は10,000円よりも多くは持っていない

何か意味は違うのでしょうか?
どちらも多くても10,000円であるというニュアンスであると想うのですが、、

昨日質問した内容の追加
自分で質問を書いていて、混乱していたので、質問し直します。

1. I have not more than 10,000 yen.
 「私は、せいぜい10,000円しか持っていない」(Genius英和)

2. He doesn’t have more than 10,000 yen.
 「彼は、せいぜい10,000程度しか持っていない」

3.You can take not more than two bottles of wine into the country. 「この国に持ち込めるワインは、最高2本までだ」(引用: alc)

上の英文はそれぞれ、not more than … の用法として載っていました。
2.の英文は英語塾のHPにあったものです。

not more than … の not は more than … を修飾するため、more の直前にきて、”not more than” というフレーズで使われると理解していました。

しかし、not more than … の用法として、2のような英文を載せているサイトを見つけたため、どちらでも良いのかという疑問が生まれました。
(2.を直訳しても、 「彼は1万円を超えるお金を持っていない。」となり、最大でも1万円しか持っていないというニュアンスは同じであると感じました。)

質問をまとめると、
Q1. 1と2の英文は同じ意味なのか?
Q2. not more than は、動詞 + not more than … でも、don’t + 動詞 + more than … でもどちらでも可能ということなのか?

宜しくお願い致します。

田邉竜彦

>悠様

この辺りの用法の違いは大変混乱しますよね。

Q1の「1と2の英文は同じかどうか」ですが、文の表面的な意味はほぼ同じです。

強いて違いを言うと、1はnotがmore than 10,000 yenを対象とするのに対し、2はnotがhave more than 10,000 yenを対象とするので、否定の範囲の構造的な違いはあります。ただ、学習上はほぼ同義と考えてよいと思います。

Q2ですが、私の手元の文献では「don’t + 動詞 + more than …」を構文として取り扱っているものはありませんでした。

2のような文を「not more than…のnotが助動詞に位置にある」と捉えるのも一つの方法だと思いますが、「more than…が否定文の中で使われる」と考えても良いかもしれません。そうすると、特別な用法というわけではなさそうです。

(moreの構文が詳しく載っている、小西友七編の『英語基本 形容詞・副詞辞典』という辞書を見てみたのですが、more than …が否定文で使われている例文は掲載されていませんでした。ただ、2のような文は十分ありえるものだと思います。)

ありがとうございます。
基本的には1のような文構造になるが、2のような構造になる場合もあるという理解をしようと思います。

代名詞の”more”を修飾を修飾する場合、一般的な名詞と同様に、肯定文ならsome、否定や疑問文ならanyを用いるという理解で正しいでしょうか?

それとも、疑問や否定文で用いる場合はany more となり、肯定文なら単独で more を用いるということでしょうか?

田邉竜彦

>蘭様

そうですね、代名詞用法のmoreにsomeやanyがつくケースはあります。

例:
Won’t you have some more of the steak? (もう少しステーキを召し上がりませんか/オーレックス英和辞典)
I don’t want any more. (もうこれ以上はいらない/ウィズダム英和辞典)

尚、学校英語では「肯定文ならsome、否定文・疑問文ならany」と教わることが多いのですが、実際は肯定文でanyが使われることや、疑問文・否定文でsomeが使われることがよくあります。

これは、不特定のものが「ある」ことが前提ならsome、「ない」ことが前提ならanyという使われ方をするからです。

(したがって、学校英語の説明は正しいとは言えません。)

詳しくはこちらの記事でも解説しているのでご覧ください。

https://toiguru.jp/some-and-any

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